「インストール - BusyBox」の版間の差分

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  ./_install/bin/ls
  ./_install/bin/ls
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ここでは、Linux PC上で動作させたが、実際は、組み込み機器のMCUに合わせてクロスコンパイルする必要がある。<br>
ここでは、Linux PC上で動作させたが、実務においては、組み込み機器のMCUに合わせてクロスコンパイルする必要がある。<br>
クロスコンパイル方法は、makeコマンドでコンパイルする際に、gccのプレフィックスを入力するだけである。<br>
クロスコンパイルの手順は、<code>make</code>コマンドでコンパイルする時、<code>CROSS_COMPILE</code>オプションを付加して、クロスコンパイル向けGCCファイルのパスを指定する。<br>
(クロスコンパイル用gccのファイル名から、gccを除いた文字列)<br>
(クロスコンパイル向けGCCファイルのパスから、gccを除いた文字列を指定する)<br>
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例えば、Renesas SH用gccの名称はsh-linux-gccなので、
例えば、Renesas SH向けGCCのファイル名がsh-linux-gccの場合、<br>
以下のようにしてRenesas SHで動作するBusyBoxをコンパイルして、インストールする。<br>
<code>CROSS_COMPILE=/<Renesas SH向けGCCのインストールディレクトリ>/sh-linux-</code>と指定して、Renesas SHで動作するBusyBoxをコンパイルする。<br>
  make CROSS_COMPILE=sh-linux-
# 例1. Renesas SH向け
  make -j $(proc) CROSS_COMPILE=/<Renesas SH向けGCCのインストールディレクトリ>/sh-linux-
  make install
  make install
# 例2. AArch64向け
make -j $(proc) CROSS_COMPILE=/<AArch64向けGCCのインストールディレクトリ>/aarch64-linux-gnu-
make install
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生成された_installディレクトリ下のファイルを、組み込み機器に転送してインストールする。<br>
最後に、生成された_installディレクトリ下のファイルを、組み込み機器に配置する。<br>
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__FORCETOC__
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[[カテゴリ:uCLinux]]
[[カテゴリ:CentOS]][[カテゴリ:SUSE]][[カテゴリ:Raspberry_Pi]][[カテゴリ:PinePhone]][[カテゴリ:uCLinux]]

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