インストール - VirtualBox

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2020年12月23日 (水) 00:51時点におけるWiki (トーク | 投稿記録)による版 (→‎概要)
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概要

VirtualBoxは、x86およびAMD64 / Intel64仮想化製品である。
VirtualBoxは、非常に機能豊富な製品であるだけでなく、GNU General Public License(GPL) v2の条件の下でOSSとして無料で利用できる。
また、頻繁なリリースで積極的に開発されており、機能、サポートされるゲストOSが増え続けている。

CentOSおよびSUSEにおいて、VirtualBoxのインストール手順を記載する。


VirtualBoxのインストール

リポジトリの登録

Oracle Linux、Red Hatベース、SUSE向けのリポジトリが提供されている。
また、全てのrpmパッケージは署名されている。

以下に、2通りのリポジトリの登録手順を記載する。

  • 手動で登録
    Oracleのrpmパッケージの公開鍵を公式Webサイトからダウンロードして、キーを追加する。
    sudo rpm --import oracle_vbox.asc

  • 自動登録
    以下のコマンドを実行して、ダウンロードと登録を同時に実行する。
    wget -q https://www.virtualbox.org/download/oracle_vbox.asc -O- | rpm--import-


登録した公開鍵となるフィンガープリントは、以下の通りである。

7B0F AB3A 13B9 0743 5925 D9C9 5442 2A4B 98AB 5139
Oracle Corporation(VirtualBoxアーカイブ署名キー)<info@virtualbox.org>


公開鍵をインポートした後、以下のコマンドを実行することで、パッケージの署名を確認することができる。

rpm --checksig PACKAGE_NAME


Red Hat系Linuxでは、yumが公開鍵を自動的にダウンロードしてインポートするため、
以下からvirtualbox.repoファイルの1つを使用する場合、Red Hat系Linuxでは手動で公開鍵をインポートする必要は無い。
SUSEでは、以下のコマンドを実行する必要がある。

sudo zypper refresh


以下に示すURLからリポジトリファイルをダウンロードして登録する。


VirtualBoxのインストール

以下のコマンドを実行して、VirtuaBoxをインストールする。

sudo zypper install virtualbox


または、Oracleの公式Webサイトから、VirtualBoxをダウンロードしてインストールする。

sudo zypper install VirtualBox-*.rpm