「VMwareの共有フォルダをマウントする方法(SUSE)」の版間の差分
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2020年1月19日 (日) 07:46時点における版
概要
VMwareの共有ディレクトリ機能は、FUSEファイルシステムとして異なる方法で実装されるようになった。
ここでは、ホストOSおよびゲストOSとしてopenSUSEで実行されるVMwareの共有ディレクトリをセットアップする方法について記載する。
なお、共有ディレクトリ名をCommon、マウント用ディレクトリ名をhgfsとする。
マウント用ディレクトリの作成
VMwareの共有ディレクトリをマウントするためのディレクトリを作成する。
sudo mkdir /mnt/hgfs
共有ディレクトリ名の確認
次のコマンドを実行して、使用可能な共有ディレクトリ名を確認する。
sudo vmware-hgfsclient
共有ディレクトリのマウント
すべてのユーザが共有ディレクトリにアクセスするには、allow_otherオプションを付けて、
以下のコマンドを実行してマウントする。
sudo vmhgfs-fuse -o allow_other .host:/Common /mnt/hgfs
共有ディレクトリのアンマウント
FUSEツールを使用して、共有ディレクトリをアンマウントする。
sudo fusermount -u /mnt/hgfs
※注意
FUSEファイルシステムがビジー状態の場合、アンマウント出来ない可能性がある。
残念ながら、アンマウントを妨げているプロセスを正確に追跡するための方法が無い。
そのため、次のように標準のumountコマンドを使用する
(コマンドが有効になるまで時間が掛かる場合がある)
sudo umount -f /mnt/hgfs