VMwareの共有フォルダをマウントする方法(SUSE)
ナビゲーションに移動
検索に移動
概要
VMwareの共有ディレクトリ機能は、FUSEファイルシステムとして異なる方法で実装されるようになった。
ここでは、ホストOSおよびゲストOSとしてopenSUSEで実行されるVMwareの共有ディレクトリをセットアップする方法について記載する。
なお、共有ディレクトリ名をCommon、マウント用ディレクトリ名をhgfsとする。
マウント用ディレクトリの作成
VMwareの共有ディレクトリをマウントするためのディレクトリを作成する。
sudo mkdir /mnt/hgfs
共有ディレクトリ名の確認
次のコマンドを実行して、使用可能な共有ディレクトリ名を確認する。
sudo vmware-hgfsclient
共有ディレクトリのマウント
すべてのユーザが共有ディレクトリにアクセスするには、allow_otherオプションを付けて、
以下のコマンドを実行してマウントする。
sudo vmhgfs-fuse -o allow_other .host:/Common /mnt/hgfs
共有ディレクトリのアンマウント
FUSEツールを使用して、共有ディレクトリをアンマウントする。
sudo fusermount -u /mnt/hgfs
※注意
FUSEファイルシステムがビジー状態の場合、アンマウント出来ない可能性がある。
しかし、アンマウントを妨げているプロセスを正確に追跡するための方法が無いため、umount
コマンドを使用する必要がある。
ただし、コマンドが有効になるまで時間が掛かる場合がある。
sudo umount -f /mnt/hgfs