「インストール - VirtualBox」の版間の差分
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2020年12月27日 (日) 11:56時点における版
概要
VirtualBoxは、x86およびAMD64 / Intel64仮想化製品である。
VirtualBoxは、非常に機能豊富な製品であるだけでなく、GNU General Public License(GPL) v2の条件の下でOSSとして無料で利用できる。
また、頻繁なリリースで積極的に開発されており、機能、サポートされるゲストOSが増え続けている。
CentOSおよびSUSEにおいて、VirtualBoxのインストール手順を記載する。
VirtualBoxのインストール
リポジトリの登録
Oracle Linux、Red Hatベース、SUSE向けのリポジトリが提供されている。
また、全てのrpmパッケージは署名されている。
以下に、2通りのリポジトリの登録手順を記載する。
- 手動で登録
- Oracleのrpmパッケージの公開鍵を公式Webサイトからダウンロードして、キーを追加する。
sudo rpm --import oracle_vbox.asc
- 自動登録
- 以下のコマンドを実行して、ダウンロードと登録を同時に実行する。
wget -q https://www.virtualbox.org/download/oracle_vbox.asc -O- | rpm--import-
登録した公開鍵となるフィンガープリントは、以下の通りである。
7B0F AB3A 13B9 0743 5925 D9C9 5442 2A4B 98AB 5139 Oracle Corporation(VirtualBoxアーカイブ署名キー)<info@virtualbox.org>
公開鍵をインポートした後、以下のコマンドを実行することで、パッケージの署名を確認することができる。
rpm --checksig PACKAGE_NAME
Red Hat系Linuxでは、yumが公開鍵を自動的にダウンロードしてインポートするため、
以下からvirtualbox.repoファイルの1つを使用する場合、Red Hat系Linuxでは手動で公開鍵をインポートする必要は無い。
SUSEでは、以下のコマンドを実行する必要がある。
sudo zypper refresh
以下に示すURLからリポジトリファイルをダウンロードして登録する。
- CentOS
wget https://download.virtualbox.org/virtualbox/rpm/el/virtualbox.repo | sudo cp etc/yum.repos.d
- SUSE
- YaST2の使用または以下のコマンドを実行して、リポジトリを登録する。
wget https://download.virtualbox.org/virtualbox/rpm/opensuse/virtualbox.repo | sudo cp /etc/zypp/repos.d
VirtualBoxのインストール
まず、依存関係のライブラリをインストールする。
sudo zypper install gcc make perl kernel-devel dkms
次に、VirtuaBoxをインストールする。
sudo zypper install virtualbox
または、Oracleの公式Webサイトから、VirtualBoxをダウンロードしてインストールする。
sudo zypper install VirtualBox-*.rpm
インストール完了後、VirtualBoxを使用するユーザをvboxusersグループに追加する。
sudo usermod -aG vboxusers $USER
最後に、Linuxをログアウトまたは再起動する。