「シェルスクリプトの基礎 - ファイルとディレクトリ」の版間の差分

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== テキストファイルの読み込み ==
== テキストファイルの読み込み ==
while文とreadコマンドを組み合わせて使用すると、テキストファイルの内容を1行ずつ処理できる。
while文とreadコマンドを組み合わせて使用すると、テキストファイルの内容を1行ずつ処理できる。<br>
<br>
==== 標準入力へリダイレクトさせて読み込む ====
ファイルを標準入力へリダイレクトさせて、ファイル内容を1行ずつ読み込ませる。<br>
具体的には、list.txtファイルの内容を読み込み、1行ずつechoコマンドで表示させる。<br>
<br>
# list.txtファイルの内容
one
two
three
<br>
<source lang="sh">
while read line
do
    echo $line
done < ./list.txt
</source>
<br>
# 出力
one
two
three
<br>
==== ファイルを変数に格納して読み込む ====
ファイル内容をcatコマンドで表示させて、それを変数に格納し、ヒアドキュメントを使用して読み込む。<br>
具体的には、list.txtファイル内容を変数DATAに格納して、ヒアドキュメントを使用して変数の内容を読み込む。<br>
<br>
# list.txtファイルの内容
one
two
three
<br>
<source lang="sh">
DATA=`cat ./list.txt`
while read line
do
    echo $line
done << FILE
$DATA
FILE
</source>
<br>
# 出力
one
two
three
<br>
==== catコマンドでファイル内容を表示してパイプで渡す ====
ファイル内容をcatコマンドで表示させて、その結果をパイプを使用して読み込む。<br>
具体的には、lixt.txtファイルの内容をcatコマンドで表示させて、その結果をパイプでwhile read line文に渡す。<br>
# list.txtファイルの内容
one
two
three
<br>
<source lang="sh">
cat ./list.txt | while read line
do
    echo $line
done
</source>
<br>
# 出力
one
two
three
<br><br>
<br><br>


__FORCETOC__
__FORCETOC__
[[カテゴリ:シェルスクリプト]]
[[カテゴリ:シェルスクリプト]]

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