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バッファプールの内容をデータファイルに反映する前にデータが消えた場合等に、InnoDBログファイルがリカバリに利用される。<br> | バッファプールの内容をデータファイルに反映する前にデータが消えた場合等に、InnoDBログファイルがリカバリに利用される。<br> | ||
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==== I/Oの設定 ==== | |||
SHOW VARIABLES LIKE 'innodb_io%'; | |||
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* innodb_io_capacity | |||
*: バッファプールからのページのフラッシュや変更バッファからのデータのマージ等、InnoDBバックグラウンドタスクが実行可能なI/O操作の回数(IOPS)の上限である。 | |||
*: ワークロードに対して低い値では不十分であることを証明した場合を除き、20000以上のような極端な値は使用しないこと。 | |||
*: 値が大きすぎる場合、早期フラッシュでI/O処理が無駄になることに注意する。 | |||
*: デフォルト値は、200である。 | |||
* innodb_io_capacity_max | |||
*: InnoDBは、システム変数<code>innodb_io_capacity</code>で定義されているよりも高い速度のIOPSでフラッシュできる。 | |||
*: InnoDBバックグラウンドタスクにより実行されるIOPSの最大数を定義する。 | |||
*: デフォルト値は、2000である。 | |||
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==== ログファイルの設定 ==== | ==== ログファイルの設定 ==== | ||
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*: <br> | *: <br> | ||
* innodb_log_file_size | * innodb_log_file_size | ||
*: | *: InnoDBログファイルのサイズ。 | ||
*: サイズを増加させることにより、ページのフラッシュを遅延させることができ、更新時のスループットが上がる。 | |||
*: デフォルトは、50[MB]である。 | |||
* innodb_log_files_in_group | * innodb_log_files_in_group | ||
*: ログファイルの数。 | *: ログファイルの数。 | ||
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*: InnoDBバッファプールのサイズ | *: InnoDBバッファプールのサイズ | ||
*: 使用可能なRAMの50[%]〜70[%]程度を指定する。 | *: 使用可能なRAMの50[%]〜70[%]程度を指定する。 | ||
*: デフォルトは、128[MB] | *: デフォルトは、128[MB]である。 | ||
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