「QMLの基礎 - 変数」の版間の差分

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== 概要 ==
== 概要 ==


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== 値型 ==
QMLは、組み込みとカスタムの値型をサポートしている。<br>
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値型とは、参照ではなく値で渡されるものであり、intやstring等の値である。<br>
これは、QMLのオブジェクト型とは対照的である。オブジェクト型は参照により渡される。<br>
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オブジェクト型のインスタンスを2つの異なるプロパティに割り当てた場合、両方のプロパティに同じ値が渡される。<br>
この時、オブジェクトを変更すると、両方のプロパティに反映される。<br>
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値型のインスタンスを2つの異なるプロパティに割り当てた場合、プロパティは別々の値を持つ。(一方を変更しても、もう一方の値は変化しない)<br>
オブジェクト型とは異なり、値型はQMLオブジェクトの宣言に用いることができない。<br>
例えば、int{}オブジェクトやsize{}オブジェクトを宣言することはできない。<br>
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値型は、参照するために用いることができる。<br>
* 単一の値 (例. int型は単一の数値)
* プロパティとメソッドを含む値 (例. size型は、widthとheightのプロパティを持つ値)
* 汎用型である<code>var</code>型は、他の任意の型の値を保持することができるが、それ自体は値型である。
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ある変数やプロパティが値型を保持し、それが別の変数やプロパティに代入される時、値のコピーが作成される。<br>
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var型は、任意のデータ型を参照できる汎用的なプロパティ型である。<br>
これは、通常のJavaScriptで使用される変数と同様である。<br>
例えば、var型のプロパティには、数値、文字列、オブジェクト、配列、関数を格納することができる。<br>
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