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== | == MicroSDカードへのインストール == | ||
LinuxディストリビューションをMicroSDカードにインストールすることにより、PinePhoneにインストールせずにOSを試すことができる。<br> | |||
これは、LinuxデスクトップにおけるLive USBやLive DVDのような位置付けである。<br> | |||
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==== MicroSDカードを使用する前に (共通) ==== | |||
<u>もし、PinePhone向けLinuxディストリビューションのインストールに使用したmicroSDカードを使用する場合、以下の手順を実行する。</u><br> | |||
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# GPartedや<code>parted</code>コマンド等を使用して、新しいMS-DOSパーティションを作成する。 | |||
#: 以下の例では、<code>parted</code>コマンドを使用したフォーマットおよびパーティションを作成している。 | |||
## フォーマットを行うmicroSDカードを選択する。 | |||
##: <code>sudo parted /dev/sd<span style="color:#C00000">X</span></code> | |||
##: 例: <code>sudo parted /dev/sdb</code></code> | |||
##: <br> | |||
## microSDカードをフォーマットする前に、<code>mklabel</code>コマンドを実行してラベルを作成する必要がある。 | |||
##: (parted) <code>mklabel gpt</code> | |||
##: <br> | |||
## 次に、パーティションを作成する。<br>以下の例では、パーティション名を"primary"、FAT32タイプ、パーティションサイズは0%から100%までとしている。 | |||
##: (parted) <code>mkpart</code> | |||
##: パーティションの名前? []? <code>primary</code> | |||
##: ファイルシステムの種類? [ext2]? <code>FAT32</code> | |||
##: 開始? <code>0%</code> | |||
##: 終了? <code>100%</code> | |||
##: <br> | |||
## パーティションの作成が完了した後、<code>print</code>コマンドを実行して、パーティションを確認する。 | |||
##: (parted) <code>print</code> | |||
##: <br> | |||
# 次に、以下のコマンドを実行して、u-bootを上書きする。<br>これを行わない場合、PinePhoneは残存しているu-bootから起動しようとする。 | |||
#: <code>sudo dd if=/dev/zero of=/dev/sdX bs=512 seek=16 count=1</code> | |||
#: または | |||
#: <code>sudo dd if=/dev/zero of=/dev/sdX bs=512 seek=16 count=2</code> | |||
# 最後に、GNOME DisksやYaSTパーティションマネージャを使用して、microSDカードに対して、ext4パーティションを作成する。 | |||
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==== Manjaro ARM ==== | ==== Manjaro ARM ==== |