13,190
回編集
(→プロトコル) |
編集の要約なし |
||
| 13行目: | 13行目: | ||
<br> | <br> | ||
下図に、STマイクロ社のSTM32L4+シリーズに搭載されているOcto SPIを示す。<br> | 下図に、STマイクロ社のSTM32L4+シリーズに搭載されているOcto SPIを示す。<br> | ||
[[ファイル:MCU Octo SPI 1.jpg|フレームなし|中央]] | |||
<center>図. STM32L4+シリーズに搭載されているOcto SPI</center><br> | <center>図. STM32L4+シリーズに搭載されているOcto SPI</center><br> | ||
<br><br> | <br><br> | ||
| 30行目: | 30行目: | ||
<br> | <br> | ||
下図のように、RWDS信号は、書き込み時にはライトストローブとして、読み出し時にはリードクオリファイとして機能する。<br> | 下図のように、RWDS信号は、書き込み時にはライトストローブとして、読み出し時にはリードクオリファイとして機能する。<br> | ||
[[ファイル:MCU Octo SPI 2.jpg|フレームなし|中央]] | |||
<center>図. Octo SPIの特長</center><br> | <center>図. Octo SPIの特長</center><br> | ||
<br><br> | <br><br> | ||
| 49行目: | 49行目: | ||
Quad SPIとして使用する場合は4レーンのみ使用、Octo SPIとして使用する場合は8レーン使用する。<br> | Quad SPIとして使用する場合は4レーンのみ使用、Octo SPIとして使用する場合は8レーン使用する。<br> | ||
Dual Quad SPIとして使用する場合は8レーンを2つに分けて、それぞれを2つのQuad SPIメモリに接続する。(下図を参照)<br> | Dual Quad SPIとして使用する場合は8レーンを2つに分けて、それぞれを2つのQuad SPIメモリに接続する。(下図を参照)<br> | ||
[[ファイル:MCU Octo SPI 3.jpg|フレームなし|中央]] | |||
<center>図. Octo SPIの信号ライン (STM32L4Rxxx and STM32L4Sxxxリファレンスマニュアル(RM0432)から抜粋)</center><br> | <center>図. Octo SPIの信号ライン (STM32L4Rxxx and STM32L4Sxxxリファレンスマニュアル(RM0432)から抜粋)</center><br> | ||
<br><br> | <br><br> | ||
| 55行目: | 55行目: | ||
== プロトコル == | == プロトコル == | ||
Octo SPIインタフェースは、2つの異なるプロトコルで動作することができる。 | Octo SPIインタフェースは、2つの異なるプロトコルで動作することができる。 | ||
* レギュラーコマンドプロトコル | * レギュラーコマンドプロトコル | ||
* HyperBusプロトコル | *: シングルエンドクロック : 3.3[V]信号 | ||
* HyperBusプロトコル | |||
*: 差動クロック : 1.8[V]信号 | |||
<br> | <br> | ||
各プロトコルは、インダイレクトモード、自動ステータスポーリングモード、メモリマップドモードの3つの動作モードをサポートしている。<br> | 各プロトコルは、インダイレクトモード、自動ステータスポーリングモード、メモリマップドモードの3つの動作モードをサポートしている。<br> | ||