「インストール - PHP」の版間の差分

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== インストール時の注意点 ==
== インストール時の注意点 ==
PHP7のインストールにおいて、旧バージョンのPHPが指定されることを防ぐため、一旦全てのリポジトリを無効化し、PHP7のリポジトリを指定する。<br>
CentOSでのPHP7のインストールにおいて、旧バージョンのPHPが指定されることを防ぐため、一旦全てのリポジトリを無効化し、PHP7のリポジトリを指定する。<br>
  sudo yum --disablerepo=* --enablerepo=remi,remi-php73 install php hp-cli.x86_64 php-pdo.x86_64 php-gd.x86_64 php-mbstring.x86_64 php-common.x86_64 php-mysql php73-devel
  sudo yum --disablerepo=* --enablerepo=remi,remi-php73 install php hp-cli.x86_64 php-pdo.x86_64 php-gd.x86_64 php-mbstring.x86_64 php-common.x86_64 php-mysql php73-devel
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PHP7をインストールする前に、以下のコマンドを実行してlibargon2をインストールする。<br>
PHP7をインストールする前に、以下のコマンドを実行してlibargon2をインストールする。<br>
  sudo yum --disablerepo=* --enablerepo=epel install libargon2
  sudo yum --disablerepo=* --enablerepo=epel install libargon2
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== 複数のバージョンのPHP-FPM ==
PHP-FPMを使用する場合に限り、複数のバージョンのPHPをインストールしてApacheで動作することができる。<br>
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1つのPHPのバージョンを標準として設定しておき、仮想ホストにおいて他のPHPのバージョンを実行することができる。<br>
これは、PHPベースのソフトウェアが特定のバージョンを必要とする場合や最新版のPHPとの互換性が無い場合に必要となる。<br>
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以下の例では、複数のバージョンのPHPを同時に実行している。<br>
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まず、複数のバージョンのPHP-FPMをインストールする。(例えば、PHP 7.2とPHP 7.4)<br>
sudo apt-get install php7.2-fpm php7.4-fpm
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次に、2つのポートで動作する2つの仮想ホストを作成する。<br>
Apacheの設定ファイル(/etc/apache2/ports.conf)を、以下のように編集する。("Listen 80"の後に以下の行を追記する)<br>
Listen 8080
Listen 8081
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/etc/apache2/sites-available/000-default.confファイルの仮想ホストの設定を編集する。(2つの仮想ホストの設定を追記する)<br>
<VirtualHost *:8080>
    <FilesMatch ".+\.ph(ar|p|tml)$">
      SetHandler "proxy:unix:/run/php/php7.2-fpm.sock|fcgi://localhost"
    </FilesMatch>
</VirtualHost>
<VirtualHost *:8081>
    <FilesMatch ".+\.ph(ar|p|tml)$">
      SetHandler "proxy:unix:/run/php/php7.4-fpm.sock|fcgi://localhost"
    </FilesMatch>
</VirtualHost>
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