13,002
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130行目: | 130行目: | ||
== NFSの共有ディレクトリへの接続 == | == NFSの共有ディレクトリへの接続 == | ||
==== Linuxクライアント ==== | |||
まず、NFSクライアントをインストールする。<br> | まず、NFSクライアントをインストールする。<br> | ||
sudo zypper install nfs-client | sudo zypper install nfs-client | ||
143行目: | 143行目: | ||
Domain = suse.com | Domain = suse.com | ||
<br> | <br> | ||
===== 手動マウント ===== | |||
NFSサーバの共有ディレクトリをマウントする。<br> | NFSサーバの共有ディレクトリをマウントする。<br> | ||
sudo mount -t nfs <NFSサーバのIPアドレスまたはホスト名>:/home/ユーザ名/NFS <マウントするディレクトリ> | sudo mount -t nfs <NFSサーバのIPアドレスまたはホスト名>:/home/ユーザ名/NFS <マウントするディレクトリ> | ||
152行目: | 153行目: | ||
sudo mount -t nfs -o vers=3 <NFSサーバのIPアドレスまたはホスト名>:/home/ユーザ名/NFS <マウントするクライアントPCのディレクトリ> | sudo mount -t nfs -o vers=3 <NFSサーバのIPアドレスまたはホスト名>:/home/ユーザ名/NFS <マウントするクライアントPCのディレクトリ> | ||
<br> | <br> | ||
===== Linuxの起動時に自動マウント ===== | |||
Linuxの起動時にNFS共有ディレクトリを自動マウントする場合は、/etc/fstabファイルに以下のように設定する。<br> | |||
sudo vi /etc/fstab | sudo vi /etc/fstab | ||
# /etc/fstabファイル | # /etc/fstabファイル(最下行に追記) | ||
<NFSサーバのIPアドレスまたはホスト名>:/home/ユーザ名/NFS <マウントするクライアントPCのディレクトリ> nfs defaults 0 0 | <NFSサーバのIPアドレスまたはホスト名>:/home/ユーザ名/NFS <マウントするクライアントPCのディレクトリ> nfs defaults 0 0 | ||
<br> | <br> | ||
===== マウントポイントのアクセス時に自動マウント ===== | |||
マウントポイントのアクセス時に、動的にNFS共有ディレクトリにマウントする場合は、以下のように設定する。<br> | |||
以下の例では、/mnt/NFSディレクトリに動的マウントするように設定している。<br> | 以下の例では、/mnt/NFSディレクトリに動的マウントするように設定している。<br> | ||
sudo mkdir /mnt/NFS | sudo mkdir /mnt/NFS | ||
166行目: | 169行目: | ||
sudo vi /etc/auto.master | sudo vi /etc/auto.master | ||
# /etc/auto.masterファイル | # /etc/auto.masterファイル(最下行に追記) | ||
/- /etc/auto.mount | /- /etc/auto.mount | ||
<br> | <br> | ||
172行目: | 175行目: | ||
# /etc/auto.mountファイル | # /etc/auto.mountファイル | ||
# | # [マウントポイント] [オプション] [ロケーション] | ||
/mnt/NFS -fstype=nfs,rw | /mnt/NFS -fstype=nfs,rw <NFSサーバのIPアドレスまたはホスト名>:/home/ユーザ名/NFS | ||
<br> | <br> | ||
AutoFSを自動起動設定にする。<br> | AutoFSを自動起動設定にする。<br> | ||
185行目: | 188行目: | ||
<br> | <br> | ||
==== Windowsクライアント ==== | |||
WindowsからNFSの共有ディレクトリと通信するには、NFSクライアントを有効にする必要がある。<br> | WindowsからNFSの共有ディレクトリと通信するには、NFSクライアントを有効にする必要がある。<br> | ||
初期設定では、この機能は無効になっている。<br> | 初期設定では、この機能は無効になっている。<br> |