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(インストーラは、https://www.anaconda.com/pycharm でAnaconda用PyCharmをインストールするためのリンクを提供する)<br> | (インストーラは、https://www.anaconda.com/pycharm でAnaconda用PyCharmをインストールするためのリンクを提供する)<br> | ||
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== Anacondaの初期設定 == | |||
Anacondをインストールすると、.bashrcファイルに以下の設定が追記される。<br> | Anacondをインストールすると、.bashrcファイルに以下の設定が追記される。<br> | ||
<source lang="sh"> | <source lang="sh"> | ||
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</source> | </source> | ||
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<u>'''※注意'''</u><br> | |||
上記は、Anacondaのbinディレクトリが環境変数PATHに追加されるため、AnacondaのPythonが優先的に使用されることになる。<br> | |||
Anacondaは、conda-4.4.0から、Anacondaのbin ディレクトリを環境変数PATHに追加することを非推奨としている。<br> | |||
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その代わりに、~/.bashrcファイルまたは~/.profileファイルに、次のように設定して、conda activateでAnacondaの環境を起動して使用することを推奨している。<br> | |||
. /<Anacondaのインストールディレクトリ>/etc/profile.d/conda.sh | |||
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現状のままでは、Anacondaのbinディレクトリにインストールされているopenssl等の実行ファイルがシステムの実行ファイルを乗っ取っている。<br> | |||
Anacondaしか使用しないのであれば問題になることは少ないが、例えば、node.jsのような他のプログラム言語を使用して開発しようとすると必ず問題が発生する。<br> | |||
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なお、Anaconda推奨のconda.shではなく、以下のようにエイリアスを設定してもよい。<br> | |||
以下の例では、conda_activateとしているが、他のコマンドと衝突しなければ、caというような短い名前を付けることもできる。<br> | |||
alias conda_activate=". /<Anacondaのインストールディレクトリ/bin/activate" | |||
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最後に、Anacondaの設定を有効にするため、以下のコマンドを実行する。<br> | |||
source ~/.bashrc | source ~/.bashrc | ||
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