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== マウントポイントの作成とマウント == | == マウントポイントの作成とマウント == | ||
RAIDアレイをシステムで使用できるようにする。<br> | |||
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マウントポイント (アクセスポイント) となるディレクトリ (一時的なマウントポイント) を作成する。<br> | |||
これは、RAIDアレイをファイルシステムに接続するための入り口である。<br> | |||
sudo mkdir <マウントディレクトリ 例: /mnt/raid10> | sudo mkdir <マウントディレクトリ 例: /mnt/raid10> | ||
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作成したRAIDアレイ (例: /dev/md0) を指定したディレクトリ (例: /mnt/raid10) にマウントする。<br> | |||
sudo mount <作成したRAIDデバイス名> <マウントディレクトリ 例: /mnt/raid10> | これにより、RAIDアレイがファイルシステムの一部として利用可能になる。<br> | ||
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ユーザは通常のディレクトリとしてRAIDアレイにアクセス可能となる。<br> | |||
sudo mount <作成したRAIDデバイス名 例: /dev/md0> <マウントディレクトリ 例: /mnt/raid10> | |||
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上記の操作により、RAIDアレイが通常のファイルシステムの一部として利用可能になり、データの読み書きが可能になる。<br> | |||
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<u>※注意</u><br> | |||
<u>マウントポイントは、空のディレクトリである必要がある。</u><br> | |||
<u>マウント後、元々そのディレクトリに存在したファイルは視認できなくなる。</u><br> | |||
<u>マウント解除するまで、RAIDアレイのデータにアクセス可能である。</u><br> | |||
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==== マウント情報の確認 ==== | |||
マウント情報を確認する。<br> | |||
df -h | |||
# または | |||
mount | grep md0 | |||
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==== マウント解除が必要な場合 ==== | |||
sudo umount /mnt/raid10 | |||
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==== アクセス権限の設定 ==== | |||
必要に応じて、マウントポイントの所有者やパーミッションを設定する。<br> | |||
sudo chown <ユーザ名>:<グループ名> <マウントポイント 例: /mnt/raid10> | |||
sudo chmod 755 <マウントポイント 例: /mnt/raid10> | |||
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