「設定 - RAID10 (RHEL)」の版間の差分

ナビゲーションに移動 検索に移動
227行目: 227行目:
<br>
<br>
==== 障害ディスクの削除 ====
==== 障害ディスクの削除 ====
RAID配列 (/dev/md0) 内の特定のディスク (/dev/sdXY) において、意図的に"故障"状態とマークする。<br>
これは実際のハードウェア故障をシミュレートするような動作である。<br>
<br>
例えば、ディスクの交換やメンテナンスの前準備として使用される。<br>
  # X : ストレージ番号
  # X : ストレージ番号
  # A, B : パーティション番号
  # A : パーティション番号
  sudo mdadm <作成したRAIDデバイス名  例: /dev/md0> --fail /dev/sd<span style="color:#C00000">X</span><span style="color:#00C000">A</span>
  sudo mdadm <作成したRAIDデバイス名  例: /dev/md0> --fail /dev/sd<span style="color:#C00000">X</span><span style="color:#00C000">A</span>
<br>
"故障"マークの後に実行して、該当ディスクをRAID配列から物理的に削除する。<br>
この操作により、マークされたディスクを安全にRAIDアレイから取り外すことができる。<br>
<br>
例えば、新しいディスクに交換する際の準備段階として使用される。<br>
# X : ストレージ番号
# A : パーティション番号
  sudo mdadm <作成したRAIDデバイス名  例: /dev/md0> --remove /dev/sd<span style="color:#C00000">X</span><span style="color:#00C000">A</span>
  sudo mdadm <作成したRAIDデバイス名  例: /dev/md0> --remove /dev/sd<span style="color:#C00000">X</span><span style="color:#00C000">A</span>
<br>
<br>
上記のコマンドは、以下に示すような状況で使用される。<br>
* ディスクの予防的交換が必要な場合
* 実際に問題のあるディスクを交換する場合
* RAIDアレイの再構成が必要な場合
<br>
上記のコマンドにおいて、<code>--fail</code>オプションを実行した後に<code>--remove</code>オプションを実行する必要がある。<br>
これにより、RAIDアレイのデータ整合性を保ちながら、安全にディスクを取り外すことができる。<br>
<br>
==== 新しいディスクの追加 ====
==== 新しいディスクの追加 ====
  # X : ストレージ番号
  # X : ストレージ番号

案内メニュー