「シェルスクリプトの基礎 - 入出力」の版間の差分

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  </syntaxhighlight>
  </syntaxhighlight>
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==== readコマンドのオプション ===
==== readコマンドのオプション ====
* -p
<center>
*: プロンプトメッセージを指定する。
{| class="wikitable"
*: ユーザに入力を促すメッセージを表示することができる。
|-
* -s
! オプション !! 説明
*: サイレントモードを有効にする。
|-
*: 入力された文字がコンソールに表示されなくなる。
| -a <配列変数名> || 入力した値を配列変数に格納する。
*: パスワードの入力等に使用する。
|-
* -n <数値>
| -n <文字数> || 指定された文字数だけ読み込む。<br>キーボードで直接入力すると、2文字を入力した時点で、自動的に入力処理が終了して値が変数に格納される。<br>また、コピー&ペーストで2文字以上の文字を入力した場合も、指定した分だけが変数に格納される。
*: 指定された文字数だけ入力を受け付ける。
|-
* -t <数値>
| -p <文字列> || コンソールに文字列を表示した後、入力待ちになる。 (ユーザに入力を促すメッセージを表示することができる)<br>改行文字が入力されると、入力の受け付けが終了する。
*: タイムアウト () を指定する。
|-
*: 指定された時間内に入力が無い場合、<code>read</code>コマンドは終了する。
| -r || \(バックスラッシュ)を文字列として変数に格納する。
* -a <配列変数名>
|-
*: 配列変数を指定する。
| -s || 画面上に入力した文字を表示しない。 (サイレントモード)<br>パスワードの入力等に使用する。
*: 入力された値が配列要素として格納される。
|-
| -t <秒数> || 入力待ち時間に制限を付ける。 (タイムアウト)
|}
</center>
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==== 入力データの表示 ====
==== 入力データの表示 ====
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  </syntaxhighlight>
  </syntaxhighlight>
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<br>
== expectコマンド ==
== expectコマンド ==
expectコマンドを使用すると、任意のコマンドの出力を待ち受けて、自動でそれに対する入力を行うことができる。<br>
expectコマンドを使用すると、任意のコマンドの出力を待ち受けて、自動でそれに対する入力を行うことができる。<br>

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