バイク - X-TRE

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概要

HEALTECH ELECTRONICS X-TREパワーボックスは、標準装備のインジケーターを利用しながら、TRE機能が使用できる製品である。

スズキやカワサキ等のスーパースポーツバイクは、安全面、操作性、排気ガス等のため点火タイミングの制御が行われ、低速ギアでのパワー制御が効いている。
X-TREは、バイク純正装備のインジケーターを使用しながら、1速~3速ギアでその制御を解除、良好/スムースなスロットルレスポンス、フルパワー、トップギアでの300Km/hリミッターカットを実現する。

純正ECUの1~4速までのマッピング(燃料マップを薄く設定してパワーとトルクを抑えている)を、4~6速の任意のギアのマッピングに誤認識させることにより、
高いギアになるほど制御はマイルドになり本来のエンジンパワーが開放されてトルクフルになりアクセルレスポンスも向上する。

※備考
普通乗用車および二輪の場合、スピードリミッターと保安基準は全く関連が無いため、リミッターカット自体は合法である。
ただし、大型トラックの90km/hリミッターは、道路運送車両法で装着が義務付けられているため、リミッターカットすると違法になる。


設定方法

  1. 4速〜6速の任意のシフトポジションでエンジン停止、または、エンジン停止状態で任意のシフトポジションに入れる。
  2. サイドスタンドは上げたまま、キルスイッチもRUNの状態において、イグニッションキーを1度OFFにして再度ONにする。
  3. 2~3秒すると、ポジションインジケーターが1回点滅するため、点滅後にイグニッションキーをOFFにする。


これにより、設定が完了する。

そのままイグニッションキーをONにするとまた設定動作に入ってしまうため、サイドスタンドを下げて、イグニッションキーON、ギアをニュートラルに戻せばよい。

ギア設定の確認方法は、まず、1速に入れて、サイドスタンドあげて、キルスイッチRUNの状態でイグニッションキーをONにすると、設定ギアの数字が表示される。(その後、1と表示される)

なお、S-DMSもそのまま使用できる。


使用感

  • 4速マップ
    ノーマルの状態に一番近い。
    少しトルクが上がる。

  • 5速マップ
    メーカー推奨マップ
    ノーマルよりトルクの増大を感じる。

  • 6速マップ
    5速マップより、トルクの増大を感じる。
    少し回転上昇が遅い。