インストール - WPS Office
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概要
WPS Officeは、MS Office互換スイート(文章作成、表計算、スライド作成ソフト)である。
以前はキングソフトオフィスとして販売されていたが、2016年にグローバルブランド名であるWPS Officeに名称変更された。
WPS Officeは、MS Officeユーザが違和感なく使用できるように開発されているため、MS Officeとの互換性が高い。
また、MS OfficeのWord、Excel、PowerPointの各拡張子でファイルを保存することができるため、MS Officeとのデータ交換が可能である。
WPS Officeのインストール
以下に示すURLから、WPS Office 2019 For LinuxのRPMファイルをダウンロードする。
https://linux.wps.com/ - The Most Compatible Free Linux Office Suite | WPS Office
インストールにおいて、以下に示す2種類の方法がある。
- インストール方法 1
- WPS Officeをインストールする。
sudo zypper install ./wps-office-<バージョン>.x86_64.rpm
- WPS Officeをインストールする。
- インストール方法 2
- まず、ダウンロードしたRPMファイルを展開する。
rpm2cpio wps-office-<バージョン>.x86_64.rpm | cpio -id
- 次に、展開したディレクトリにあるopt/kingsoftディレクトリを、/optディレクトリにコピーする。
sudo cp -r opt/kingsoft /opt
- 展開したディレクトリにあるusr/binディレクトリとusr/shareディレクトリを、任意のディレクトリにコピーする。
cp -r usr/* <WPS Officeのインストールディレクトリ>
- デスクトップエントリを編集して、~/.local/share/applicationsディレクトリにコピーする。
sed -i -e "s/\/usr\/bin/'\/<WPS Officeのインストールディレクトリ>\/bin/g" /<WPS Officeのインストールディレクトリ>/share/applications/*
cp /<WPS Officeのインストールディレクトリ>/share/applications/* ~/.local/share/applications
- 必要ならば、WPS Officeのアイコンを、~/.local/share/iconsディレクトリにコピーする。
cp -r /<WPS Officeのインストールディレクトリ>/share/icons/* ~/.local/share/icons
- まず、ダウンロードしたRPMファイルを展開する。
WPS Officeの日本語化
まず、~/.local/share/Kingsoft/office6ディレクトリに移動して、muiディレクトリを作成する。
mkdir ~/.local/share/Kingsoft/office6/mui
次に、以下に示すGithubから、ja_JP.7zファイルをダウンロードする。
https://github.com/wachin/Backup-WPS-Office-MUI-packages/releases
ダウンロードしたファイルを解凍する。
上記のディレクトリに解凍したファイルをコピーする。
cp ja_JP ~/.local/share/Kingsoft/office6/mui
WPS Writer、WPS Spreadsheets、WPS Presentationを起動して、日本語化されていることを確認する。