インストール - LibreOffice

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概要

LibreOfficeは、無料で使用できるオープンソースのオフィスソフトウェアである。
OpenOfficeをもとに開発されており、すっきりとしたインターフェースと強力な機能は、生産性を大幅に向上させることができる。

LibreOfficeには、Writer(ワープロ)、Calc(表計算)、Impress(プレゼンテーション)、Draw(ベクタードロー画像作成と視覚化ツール)、Base(データベース)、Math(数式エディタ)が含まれている。


LibreOfficeのインストール

LibreOfficeの公式Webサイトにアクセスして、LibreOfficeのRPMファイルをダウンロードする。
併せて、"翻訳されたユーザーインターフェース"および"オフラインで使えるヘルプ"もダウンロードする。

ダウンロードしたファイルを解凍する。

tar xf LibreOffice_<バージョン>_Linux_<アーキテクチャ名>_rpm.tar.gz
cd LibreOffice_<バージョン>_Linux_<アーキテクチャ名>_rpm


LibreOfficeをインストールするため、以下のコマンドを実行する。

./install -U  . <LibreOfficeのインストールディレクトリ>


LibreOfficeの各ソフトウェアを実行ファイルは、以下のディレクトリに存在する。

/<LibreOfficeのインストールディレクトリ>/opt/libreoffice<バージョン>/program


  • soffice
  • swritter
  • scalc
  • simpress
  • smath
  • sbase
  • sdraw


また、LibreOffficeの各ソフトウェアのデスクトップエントリファイルは、以下のディレクトリに存在する。

/<LibreOfficeのインストールディレクトリ>/opt/libreoffice<バージョン>/share/xdg


LibreOfficeを日本語にローカライズするには、以下のダウンロードしたファイルを解凍する。

tar xf LibreOffice_<バージョン>_Linux_<アーキテクチャ名>_rpm_langpack_ja.tar.gz
cd LibreOffice_<バージョン>_Linux_<アーキテクチャ名>_rpm_langpack_ja


解凍したファイルから2つのRPMファイルを展開して、LibreOfficeのインストールディレクトリにコピーする。

cp -rf opt/opt /<LibreOfficeのインストールディレクトリ>


LibreOfficeを起動して、日本語が表示されているかどうか確認する。

また、必要であれば、オフラインヘルプも同様にインストールする。

tar xf LibreOffice_<バージョン>_Linux_<アーキテクチャ>_rpm_helppack_ja.tar.gz
cd LibreOffice_<バージョン>_Linux_<アーキテクチャ>_rpm_helppack_ja


解凍したファイルからRPMファイルを展開して、LibreOfficeのインストールディレクトリにコピーする。

cp -rf opt/opt /<LibreOfficeのインストールディレクトリ>