PHPの基礎 - 文字列

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概要

PHPでは複数のデータ型が存在するが、文字の集合を表すために使用されるデータ型が文字列である。
ここでは、文字列の取り扱いを記載する。


文字列リテラル

文字列を記述する場合、文字の集合をシングルクオーテーション'またはダブルクオーテーション"で囲む。
なお、で囲む場合と""で囲む場合では、データの扱いが異なる。(詳細は、次のセクションに記載する)

'文字列'
"文字列"


複数行に渡る文字列を作成するには、ヒアドキュメントを使用することもできる。
ヒアドキュメントは、<<< <ID名>で始まり<ID名>で終わる間に記述する。ID名は、任意の文字列が指定できる。
また、ヒアドキュメントでは、シングルクオーテーション'、ダブルクオーテーション"、空白も文字として扱われる。

<<< ID
文字列1
文字列2
文字列3
ID


以下の例では、ID名をDocumentとしている。

 <<< Document
 こんにちは。<br />
 お元気ですか?
 Document



文字列の連結

文字列と他の文字列を連結して新しい文字列を作成するには、.を使用する。

'文字列1'.'文字列2'


以下の例では、2つの文字列を連結して出力している。

 print 'こんにちは。'.'お元気ですか?';
 
 $name = '佐藤';
 print $name.'さん。こんにちは。';


また、連結した文字列を変数に格納することもできる。

 $name = '佐藤'.'さん';