設定 - ランレベルの変更
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概要
Linuxの従来のランレベルは、systemdベースのディストリビューションではターゲットとして実装されている。
ランレベル 1・3・5 は、それぞれsystemdの rescue.target、multi-user.target、graphical.target に対応する。
デフォルトのターゲット (旧ランレベル相当) を変更する方法としては、以下に示す2種類がある。
- systemctlコマンドを使用して設定する方法
- /etc/systemd/system/default.targetのシンボリックリンクを手動で付け替える方法
systemctlコマンドを使用する方法
systemctl を使用すると、安全かつ簡単にデフォルトターゲットを切り替えることができる。
- ランレベル1 (シングルユーザモード) に相当
sudo systemctl set-default rescue.target
- ランレベル3 (CLIマルチユーザモード) に相当
sudo systemctl set-default multi-user.target
- ランレベル5 (GUIマルチユーザモード) に相当
sudo systemctl set-default graphical.target
設定の確認
現在、どのターゲットがデフォルトになっているかは以下に示すコマンドで確認することができる。
sudo systemctl get-default
また、現在の起動状態を確認するには以下に示すコマンドを実行する。
systemctl list-units --type=target
手動で設定する方法
default.targetは、実体ファイルではなくターゲットファイルへのシンボリックリンクである。
このリンクを付け替えることにより、デフォルトターゲットを変更することができる。
- 現在の default.target を削除する。
sudo rm /etc/systemd/system/default.target
- 希望するターゲットファイルへ新しくリンクを作成する。
例 : ランレベル 5 相当の graphical.target に設定する場合sudo ln -fs /usr/lib/systemd/system/graphical.target /etc/systemd/system/default.target
- 変更後、OSを再起動して設定を反映させる。
sudo systemctl reboot
※注意
- systemctlコマンドでの変更が推奨されるため、手動設定は特殊な場合のみに使用する。
- Linuxディストリビューションによりターゲットファイルのパスが異なる場合がある。(例 : /lib/systemd/system/)
備考
もし再起動後、GUIが英語になっている場合は以下の設定を行う。
ホームディレクトリの環境設定ファイル(.profile)を開き、.profileファイルの最終行に以下を追加する。
LANG=ja_JP.UTF-8 export LANG
保存した後、PCを再起動する。
再起動後、GUIが日本語になっていることを確認する。