設定 - グローバルエイリアス

提供:MochiuWiki - SUSE, Electronic Circuit, PCB
2020年4月29日 (水) 13:51時点におけるWiki (トーク | 投稿記録)による版 (ページの作成:「== グローバルエイリアスとは == 通常、エイリアスは、コマンドの第1要素だけを対象にしか展開できないが、zshのグローバルエ…」)
(差分) ← 古い版 | 最新版 (差分) | 新しい版 → (差分)
ナビゲーションに移動 検索に移動

グローバルエイリアスとは

通常、エイリアスは、コマンドの第1要素だけを対象にしか展開できないが、zshのグローバルエイリアスはコマンドの任意の場所で展開できる。
例えば、下記の様なパイプでlessに渡すコマンドに於いても、エイリアスを設定できる。

alias -g L='| less'


注意点
ただし、これらの文字がコマンドにとって意味を持つ場合、例えば、echo \Lまたはecho 'L'のようにエスケープする必要がある。


グローバルエイリアスの設定方法

グローバルエイリアスを設定するには、aliasコマンドに-gオプションを付加する。
また、一般的に、グローバルエイリアスは大文字で表現する。(任意である)

alias -g L='| less'
alias -g H='| head'
alias -g T='| tail'
alias -g G='| grep'
alias -g GI='| grep -i'