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# * * * * * username command-to-be-executed | # * * * * * username command-to-be-executed | ||
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== 設定 == | |||
crontabファイルを編集してCronの設定を変更した場合、変更内容は即座に反映される。<br> | |||
LinuxおよびCronサービスの再起動は不要である。<br> | |||
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Cronは、以下に示すような仕組みで動作する。<br> | |||
# Cronデーモンが常に動作しており、1分ごとにcrontabファイルを確認する。 | |||
# crontabファイルが変更されている場合、Cronデーモンはその内容を読み込み、新しいスケジュールに基づいてジョブを実行する。 | |||
# したがって、crontabファイルを保存した時点で、次の1分以内に新しい設定が有効になる。 | |||
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ただし、以下の点に注意が必要である。<br> | |||
* crontabコマンドで編集を行った場合は自動的に認識されるが、直接crontabファイルを編集した場合は、編集後にCronデーモンにリロードを指示するためのコマンドの実行が推奨される。 | |||
*: <code>sudo systemctl reload cron</code> | |||
* crontabファイルにシンタックスエラーがある場合、Cronデーモンはそのファイルを読み込まないため、編集内容が反映されない。 | |||
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したがって、多くの場合は、Cronの設定変更は即座に反映されますが、確実を期すためには編集後に再読み込みを行うことが望ましいと言える。<br> | |||
特に、Cronにシンタックスエラーがあると反映されないため、設定後はジョブが意図通り動作するかどうかを確認する。<br> | |||
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