インストール - Snap

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2024年7月28日 (日) 01:54時点におけるWiki (トーク | 投稿記録)による版 (→‎Snapのインストール)
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概要

Snapパッケージ管理システム(以下、Snapという)はディストリビューションに依存せず、汎用的に利用できるパッケージ管理システムである。
ディストリビューションに関係なく、Linuxにおいてユニバーサルに利用できるパッケージとして、対応するアプリケーションが増えている。

Snapを利用するには、snapdと呼ばれる管理環境をインストールする必要がある。
snapdのインストールは、Linuxディストリビューションごとに異なっており、
インストール後はsnapコマンドを使ってSnapパッケージのインストールやアップデートを実施できる仕組みになっている。


Snapのインストール

まず、ターミナルからsnappyリポジトリを追加するため、以下のコマンドを実行する。
異なるバージョンのopenSUSEを使用している場合は、openSUSE_Leap_15.1をopenSUSE_Leap_15.2やopenSUSE_Tumbleweedに変える。

sudo zypper addrepo --refresh 'https://download.opensuse.org/repositories/system:/snappy/openSUSE_Leap_$releasever' snappy


snappyリポジトリのGPGキーをインポートする。

sudo zypper --gpg-auto-import-keys refresh


パッケージキャッシュをアップグレードする。

sudo zypper dup --snappy


Snapをインストールする。

sudo zypper install snapd


OSを再起動する。

sudo systemctl reboot



Snapの有効化

snapdサービスとsnapd.apparmorサービスの両方を有効にする。

sudo systemctl enable snapd
sudo systemctl start snapd