「C Sharpの基礎 - Blazorデスクトップ」の版間の差分
| 77行目: | 77行目: | ||
* Blazor WASM | * Blazor WASM | ||
* Maui | * Maui | ||
<br><br> | |||
== ユーザインターフェース == | |||
Bootstrapを使用することにより、簡単にCSSを記述することができる。<br> | |||
テーマを実装する場合、BootswatchがBootstrap向けの26のテーマを提供している。<br> | |||
<br> | |||
<center> | |||
{| class="wikitable" | |||
! ライブラリ | |||
! 仕様 | |||
! 公開日 | |||
|- | |||
| [https://blazorise.com/ Blazorise] | |||
| Bootstrap、Bulma、AntDesign、Materialに対応 | |||
| 2019/6 | |||
|- | |||
| [https://mudblazor.com/ MudBlazor] | |||
| Material Designのコンポーネントを提供 | |||
| 2020/4 | |||
|- | |||
| [https://antblazor.com/ AntDesign Blazor] | |||
| Ant Designからインスピレーションを得たデザイン | |||
| 2020/3 | |||
|- | |||
| [https://www.matblazor.com/ MatBlazor] | |||
| Material Designのコンポーネントを提供 | |||
| 2019/2 | |||
|- | |||
| [https://blazorstrap.io/ BlazorStrap] | |||
| Bootstrap 4 / 5をベースにした実装 | |||
| 2019/4 | |||
|- | |||
| [https://docs.blazorbootstrap.com/ Blazor Bootstrap] | |||
| Bootstrap 5のコンポーネントを提供 | |||
| 2021/6 | |||
|} | |||
</center> | |||
<br> | |||
Blazoriseは、最も多くのコントロールがあり、C#の列挙型とクラスにCSSを抽象化している。<br> | |||
コミッタは、アイデアやリクエストにも応えてくれる。<br> | |||
<br> | |||
Blazorプロジェクトでは、Font Awesomeアイコン、Google Fonts、埋め込みフォントファイル、Bootstrapアイコン等が使用できる。<br> | |||
<br> | |||
全てのCSS、JS、フォントをプロジェクトに含めることにより、スループットは良くなる。<br> | |||
全てのリソースが含まれているため、アプリケーションのサイズが約2[MB]大きくなる。<br> | |||
<br><br> | <br><br> | ||
2024年12月28日 (土) 18:51時点における版
概要
クロスプラットフォーム .NET UIフレームワークの対応状況
Blazorは多くのプラットフォームで動作し、全てのプラットフォーム間で多くのソースコードを共有することが可能である。
| フレームワーク | 初公開 | UI技術 | Windows | MacOS | Linux | Android | iOS | Web Assembly (WASM) |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| .NET MAUI | May 2022 | XAML | Yes | Yes | No | Yes | Yes | No |
| Blazor | Sep 2019 | HTML + CSS | Yes | Yes | Yes | Yes | Yes | Yes |
| Avalonia | Feb 2015 | XAML | Yes | Yes | Yes | Yes | Yes | Experimental |
| Uno Platform | Sep 2018 | XAML | Yes | Yes | Yes | Yes | Yes | Yes |
| Xamarin.Forms | May 2014 | XAML | Yes | No | No | Yes | Yes | No |
XamarinはMAUIに取って代わられており、MAUIはWebをサポートしていないため、Avalonia UI、Uno Platform、Blazorが選択肢に挙がる。
以前のBlazorは、WinForms / WPFのWebView2を使用したWASMとWindowsのみであった。
現在では、Maui Blazor Hybridがある。
Blazorプロジェクトの構造と分割パターン
- 共有ライブラリ
- コアクラス
- コアクラスを保持する
<Project Sdk="Microsoft.NET.Sdk">型のOpenHabitTracker
- コアクラスを保持する
- Razoorファイル
- Razoorファイルを保持する
<Project Sdk="Microsoft.NET.Sdk.Razor">型のOpenHabitTracker.Blazor
- Razoorファイルを保持する
以下に示すように分割することにより、ロジックはUIから分離されて、Razorファイルには数行のC#コードが含まれるようになる。
C#のソースコードを.razor.csファイル (コードビハインドファイル) に記述するとエディタの動作が改善される。
また、C#のソースコードを別のライブラリに記述することもできる。
Razorコンポーネント / Razorページのみを共有ライブラリに配置して、
App.razor、_Imports.razor、MainLayout.razor、JsInterop.cs、jsInterop.js、app.cssは共有ライブラリに移動しない。
.csとindex.htmlを除く全てのファイルを共有ライブラリに移動することができる。
プラットフォーム固有の動作がある場合は、C#インターフェースで解決することができる。
全ての.cssと.jsファイルは共有ライブラリに格納することができ、
index.htmlの_content/OpenHabitTracker.Blazor/...のように、プラットフォーム固有のプロジェクトにインクルードすることができる。
フレームワークの選択
Windowsのみ
- WinForms
- WPF
Windows、Linux、MacOS
- Photino Blazor
- コンパイルや起動が速い。
- Electron.NET
- ElectronNET.APIで動作する。
- ただし、長いコンパイル時間、サイズの大きなビルドファイル、起動が遅い等のデメリットがある。
- Chromely
- ただし、長いコンパイル時間、起動が遅い等のデメリットがある。
- また、2023年1月16日に開発停止している。
WASM、Windows、Linux、MacOS、iOS、Androidをサポートするには、少なくとも以下に示すものが必要となる。
- Photino Blazor
- Blazor WASM
- Maui
ユーザインターフェース
Bootstrapを使用することにより、簡単にCSSを記述することができる。
テーマを実装する場合、BootswatchがBootstrap向けの26のテーマを提供している。
| ライブラリ | 仕様 | 公開日 |
|---|---|---|
| Blazorise | Bootstrap、Bulma、AntDesign、Materialに対応 | 2019/6 |
| MudBlazor | Material Designのコンポーネントを提供 | 2020/4 |
| AntDesign Blazor | Ant Designからインスピレーションを得たデザイン | 2020/3 |
| MatBlazor | Material Designのコンポーネントを提供 | 2019/2 |
| BlazorStrap | Bootstrap 4 / 5をベースにした実装 | 2019/4 |
| Blazor Bootstrap | Bootstrap 5のコンポーネントを提供 | 2021/6 |
Blazoriseは、最も多くのコントロールがあり、C#の列挙型とクラスにCSSを抽象化している。
コミッタは、アイデアやリクエストにも応えてくれる。
Blazorプロジェクトでは、Font Awesomeアイコン、Google Fonts、埋め込みフォントファイル、Bootstrapアイコン等が使用できる。
全てのCSS、JS、フォントをプロジェクトに含めることにより、スループットは良くなる。
全てのリソースが含まれているため、アプリケーションのサイズが約2[MB]大きくなる。