「インストール - GitKraken」の版間の差分

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== 概要 ==
== 概要 ==
GitKraken(ギットクラーケン)は、2016年3月30日に公開されたElectronを使用して開発されたモダンなGitクライアントである。<br>
GitKrakenは、2016年3月30日に公開されたElectronを使用して開発されたモダンなGitクライアントである。<br>
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Electronは、GitHubが開発したクロスプラットフォームのデスクトップアプリ開発フレームワークである。<br>
Electronは、GitHubが開発したクロスプラットフォームのデスクトップアプリ開発フレームワークである。<br>
そのため、Windowsをはじめ、MacやLinuxでも動作する。<br>
Windowsの他、MacOSやLinuxでも動作する。<br>
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ただし、ユーザが作成したリモートリポジトリにアクセスするには、有料版のGitKrakenが必要となるので注意すること。<br>
ただし、ユーザが作成したリモートリポジトリにアクセスするには、有料版のGitKrakenが必要となるので注意する。<br>
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== GitKrakenのインストール ==
== GitKrakenのインストール ==
まず、[https://www.gitkraken.com/ GitKrakenの公式Webサイト]から、インストーラ(tar.gz形式またはrpm形式)をダウンロードする。
まず、[https://www.gitkraken.com/ GitKrakenの公式Webサイト]から、インストーラ (tar.gz形式またはrpm形式) をダウンロードする。<br>
次に、ダウンロードしたGitKrakenをインストールする。<br>
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<u>'''tar.gz形式の場合'''</u><br>
==== tar.gz形式の場合 ====
ダウンロードしたファイルを解凍する。<br>
ダウンロードしたファイルを解凍する。<br>
任意のディレクトリに配置する。(ここでは、ホームディレクトリにGitKrakenディレクトリを配置する)<br>
解凍したディレクトリを、任意のディレクトリに配置する。<br>
最後に、~/.local/share/applicationsディレクトリに、以下のようなGitKrakenのデスクトップエントリファイルを作成する。<br>
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  # org.GitKraken.desktopファイル
GitKrakenのデスクトップエントリファイルを作成する。<br>
vi ~/.local/share/applications/org.GitKraken.desktop
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<syntaxhighlight lang="ini">
  # ~/.local/share/applications/org.GitKraken.desktopファイル
   
   
  [Desktop Entry]
  [Desktop Entry]
  Type=Application
  Type=Application
  Exec="/home/ユーザ名/GitKraken/gitkraken" %U
  Exec="/<GitKrakenのインストールディレクトリ>/gitkraken" %U
  Name=GitKraken
  Name=GitKraken
  GenericName=GitKraken
  GenericName=GitKraken
  Comment=Unleash your repo
  Comment=Unleash your repo
  Icon=/home/ユーザ名/GitKraken/gitkraken.png
  Icon=/<GitKrakenのインストールディレクトリ/gitkraken.png
Categories=GNOME;GTK;Development;IDE;RevisionControl;
MimeType=text/plain;
  StartupWMClass=gitkraken
  StartupWMClass=gitkraken
  StartupNotify=true
  StartupNotify=true
  Terminal=false
  Terminal=false
  MimeType=text/plain;
  </syntaxhighlight>
  Categories=GNOME;GTK;Development;IDE;RevisionControl;
<br>
==== rpm形式の場合 ====
ダウンロードしたrpmファイルを展開するため、以下のコマンドを実行する。<br>
rpm2cpio <ファイル名>.rpm | cpio -id
<br>
usrディレクトリが作成されるので、usrディレクトリ直下のディレクトリを任意のディレクトリに配置する。<br>
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GitKrakenのデスクトップエントリファイルを作成する。<br>
  vi ~/.local/share/applications/org.GitKraken.desktop
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<u>'''rpm形式の場合'''</u><br>
<syntaxhighlight lang="ini">
ダウンロードしたrpmファイルを展開するため、以下のコマンドを実行する。<br>rpm2cpio <ファイル名>.rpm | cpio -id<br>
# ~/.local/share/applications/org.GitKraken.desktopファイル
usrディレクトリが作成されるので、usrディレクトリ以下のディレクトリを任意のディレクトリに配置する。<br>(ここでは、ホームディレクトリにGitKrakenディレクトリを配置する)<br>
最後に、~/.local/share/applicationsディレクトリに、以下のようなGitKrakenのデスクトップエントリファイルを作成する。<br>
# org.GitKraken.desktopファイル
   
   
  [Desktop Entry]
  [Desktop Entry]
  Type=Application
  Type=Application
  Exec="/home/ユーザ名/GitKraken/bin/gitkraken" %U
  Exec="/<GitKrakenのインストールディレクトリ>/gitkraken" %U
  Name=GitKraken
  Name=GitKraken
  GenericName=GitKraken
  GenericName=GitKraken
  Comment=Unleash your repo
  Comment=Unleash your repo
  Icon=/home/ユーザ名/GitKraken/share/pixmaps/gitkraken.png
  Icon=/<GitKrakenのインストールディレクトリ/share/pixmaps/gitkraken.png
Categories=GNOME;GTK;Development;IDE;RevisionControl;
MimeType=text/plain;
  StartupWMClass=gitkraken
  StartupWMClass=gitkraken
  StartupNotify=true
  StartupNotify=true
  Terminal=false
  Terminal=false
  MimeType=text/plain;
  </syntaxhighlight>
Categories=GNOME;GTK;Development;IDE;RevisionControl;
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== その他 ==
== アンインストール ==
GitCrackenパッチを当てるため、以下のパッケージが必要となる。<br>
まず、GtKrakenのインストールディレクトリを削除する。<br>
* Node.js v12 LTS以降
  rm -rf <GitKrakenのインストールディレクトリ>
* yarn
<br>
GitCrackenパッチのソースコードをダウンロードする。<br>
git clone https://github.com/5cr1pt/GitCracken.git
<br>
ダウンロード後、以下に示すGitCrackenパッチのディレクトリに移動する。<br>
cd GitCracken/GitCracken/
<br>
以下のコマンドを実行して、GitCrackenパッチをビルドする。<br>
yarn install
yarn build
<br>
GitKrakenにGitCrackenパッチをあてる。<br>
  node dist/bin/gitcracken.js patcher backup unpack patch -d <GitKrakenのインストールディレクトリ>/resources/app
<br>
<br>
GitKrakenの自動アップデートを無効にする場合、hostファイルに以下を追記する。<br>
次に、GitKrakenの設定ファイルを削除する。<br>
  0.0.0.0 release.gitkraken.com
  rm -rf ~/.config/GitKraken
sudo rm -rf /usr/share/gitkraken
<br><br>
<br><br>


__FORCETOC__
__FORCETOC__
[[カテゴリ:CentOS]][[カテゴリ:SUSE]][[カテゴリ:Git]]
[[カテゴリ:RHEL]][[カテゴリ:SUSE]][[カテゴリ:Git]]

2024年10月24日 (木) 02:42時点における最新版

概要

GitKrakenは、2016年3月30日に公開されたElectronを使用して開発されたモダンなGitクライアントである。

Electronは、GitHubが開発したクロスプラットフォームのデスクトップアプリ開発フレームワークである。
Windowsの他、MacOSやLinuxでも動作する。

ただし、ユーザが作成したリモートリポジトリにアクセスするには、有料版のGitKrakenが必要となるので注意する。


GitKrakenのインストール

まず、GitKrakenの公式Webサイトから、インストーラ (tar.gz形式またはrpm形式) をダウンロードする。

tar.gz形式の場合

ダウンロードしたファイルを解凍する。
解凍したディレクトリを、任意のディレクトリに配置する。

GitKrakenのデスクトップエントリファイルを作成する。

vi ~/.local/share/applications/org.GitKraken.desktop



 # ~/.local/share/applications/org.GitKraken.desktopファイル
 
 [Desktop Entry]
 Type=Application
 Exec="/<GitKrakenのインストールディレクトリ>/gitkraken" %U
 Name=GitKraken
 GenericName=GitKraken
 Comment=Unleash your repo
 Icon=/<GitKrakenのインストールディレクトリ/gitkraken.png
 Categories=GNOME;GTK;Development;IDE;RevisionControl;
 MimeType=text/plain;
 StartupWMClass=gitkraken
 StartupNotify=true
 Terminal=false


rpm形式の場合

ダウンロードしたrpmファイルを展開するため、以下のコマンドを実行する。

rpm2cpio <ファイル名>.rpm | cpio -id


usrディレクトリが作成されるので、usrディレクトリ直下のディレクトリを任意のディレクトリに配置する。

GitKrakenのデスクトップエントリファイルを作成する。

vi ~/.local/share/applications/org.GitKraken.desktop



 # ~/.local/share/applications/org.GitKraken.desktopファイル
 
 [Desktop Entry]
 Type=Application
 Exec="/<GitKrakenのインストールディレクトリ>/gitkraken" %U
 Name=GitKraken
 GenericName=GitKraken
 Comment=Unleash your repo
 Icon=/<GitKrakenのインストールディレクトリ/share/pixmaps/gitkraken.png
 Categories=GNOME;GTK;Development;IDE;RevisionControl;
 MimeType=text/plain;
 StartupWMClass=gitkraken
 StartupNotify=true
 Terminal=false



GitKrakenの設定

GitKrakenを使用するには、アカウントの作成が必要になる。(GitKrakenを起動すると、GitKrakenのアカウントの入力が促される)
GitKrakenのアカウントを既に持っている場合、IDとパスワードを入力する。
まだアカウントを持っていない場合、[Create a GitKraken Account]を選択してアカウントを作成する。

GitKrakenのアカウントを作成する場合、必要な情報を入力して利用許諾に問題がなければチェックを入れて、[Create a GitKraken Account]を選択する。
次に、メールアドレスの認証を行う。(メーラーにメールが届いているか確認する)
認証メールが送られてくるので、"Click here"と記載された箇所を選択する。("Thank You!"と記載されたページに遷移する)

Gitkrakenの画面に戻り、"Success!"と記載されたダイアログが表示されている場合は、[Use GitKraken]ボタンを押下する。
そして、GitKrakenのメイン画面左下に表示されている[10 Days to Activate]ボタンも押下する。


GitKrakenの日本語化

こちらのWebサイトから、gitkraken-i18nをダウンロードする。
または、以下のコマンドを実行する。

git clone --depth 1 https://github.com/megos/gitkraken-i18n


ダウンロードした/gitkraken-i18n/ja/string.jsonファイルを、
インストールしたGitKrakenディレクトリ内の/resources/app.asar.unpacked/srcディレクトリのstrings.jsonファイルへ置き換える。
GitKrakenが日本語化されているか確認する。


アンインストール

まず、GtKrakenのインストールディレクトリを削除する。

rm -rf <GitKrakenのインストールディレクトリ>


次に、GitKrakenの設定ファイルを削除する。

rm -rf ~/.config/GitKraken
sudo rm -rf /usr/share/gitkraken



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