「設定 - GPG」の版間の差分
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2024年10月14日 (月) 13:11時点における版
概要
VivaldiやChromium等のWebブラウザは、KDE Walletでパスワードファイルを暗号化する。
KDE Walletでは、GPGキーでファイルを暗号化する方法をサポートしている。
ここでは、GPGキーの作成方法について記載する。
KGpgでGPGキーの作成
以下のコマンドを実行して、KGpg Assistantを起動する。
[KGpg Assistant]の起動画面で、[Next]ボタンを押下する。
kgpg
[GnuPG Binary]画面で、gpgコマンドのフルパスを初期設定の/usr/bin/gpg2のままにして、[Next]ボタンを押下する。
GPGの設定ファイルを作成するため、[Create Config]ボタンを押下する。
[Configuration File]画面で、GPGの設定のフルパスを初期設定の/home/ユーザ名/.gnupg/gpg.confのままにして、[Next]ボタンを押下する。
[Done]画面で、[Finish]ボタンを押下する。
[Key Generation]画面で、[Name]項目を入力して、[OK]ボタンを押下する。
鍵のパスフレーズを入力して、[OK]ボタンを押下する。
/home/ユーザ名/.gnupgにGPGキーが作成されるので、[OK]ボタンを押下する。
gpgコマンドでGPGキーの作成
gpgコマンドでインタラクティブにGPGキーを作成する。
gpg --gen-key
鍵の名前を入力する。
Real name: suse
E-mailを入力する。
Email address: suse@localhost
O(オー)を入力する。
Change (N)ame, (E)mail, or (O)kay/(Q)uit? O
鍵のパスフレーズを入力して、[OK]を選択する。
(X Windowが有効な場合は、ウィンドウがポップアップする)
┌──────────────────────────────────────────────────────┐ │ Please enter the passphrase to │ │ protect your new key │ │ │ │ Passphrase: ________________________________________ │ │ │ │ <OK> <Cancel> │ └──────────────────────────────────────────────────────┘
再度、パスフレーズを入力して、[OK]を選択する。
┌──────────────────────────────────────────────────────┐ │ Please re-enter this passphrase │ │ │ │ Passphrase: ________________________________________ │ │ │ │ <OK> <Cancel> │ └──────────────────────────────────────────────────────┘
/home/ユーザ名/.gnupgにGPGキー(gpg.confファイル)が作成される。
pub rsa2048 2018-06-07 [SC] [expires: 2020-06-06] B7262B75DD4F7BFFEFC9ACF527362358E961C720 uid suse <suse@localhost> sub rsa2048 2018-06-07 [E] [expires: 2020-06-06]