「Qtの設定 - CMake」の版間の差分

ナビゲーションに移動 検索に移動
166行目: 166行目:
     add_library(<ターゲット名> STATIC)
     add_library(<ターゲット名> STATIC)
  endif()
  endif()
</syntaxhighlight>
<br><br>
== 実行ファイルの構築 (add_executableコマンド) ==
<code>add_executable</code>コマンドは、CMakeにソースファイルのセットから実行ファイルを作成する。<br>
<syntaxhighlight lang="cmake">
add_executable(
    <ターゲット名>
    <ソースコードファイル名 1>
    <ソースコードファイル名 2>
    # ...略
)
# 例. myAppまたはmyApp.exeという名前の実行ファイルが生成される
add_executable(
    myApp
    main.cpp
)
</syntaxhighlight>
<br>
<code><ターゲット名></code>には、英数字、アンダースコア、ハイフンを使用することができる。<br>
CMakeプロジェクトのビルドが正常に終了すると、<code><ターゲット名></code>として実行ファイルが作成される。<br>
<br>
ターゲット名は、CMakeの機能であるターゲットプロパティでカスタマイズすることもできる。<Br>
また、ターゲット名を変更して、<code>add_executable</code>コマンドを複数回呼び出すことにより、1つのCMakeLists.txtファイル内で複数の実行ファイルを定義することができる。<br>
<br>
ただし、同じターゲット名を複数の<code>add_executable</code>コマンドで使用する場合は、CMakeは失敗してエラーがハイライトされる。<br>
<br>
<syntaxhighlight lang="cmake">
# CMakeプロジェクトの例
cmake_minimum_required(VERSION 3.2)
# C++コンパイラは未使用とするため、プラットフォームが持っていない場合に備えて、projectコマンドで使用されないように指定する
project(MyApp VERSION 4.7.2 LANGUAGES C)
# メインの実行ファイルを生成
add_executable(
    mainTool
   main.c
   debug.c # リリースビルドのために最適化される
)
# サブの実行ファイルの生成
add_executable(
    testTool
    testTool.c
)
  </syntaxhighlight>
  </syntaxhighlight>
<br><br>
<br><br>

案内メニュー