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(→SSHの設定) |
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** LANG | ** LANG | ||
**: 日本語を設定する場合は、<code>ja_JP.UTF-8</code>と入力する。 | **: 日本語を設定する場合は、<code>ja_JP.UTF-8</code>と入力する。 | ||
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==== GDBの設定 ==== | |||
プロジェクトにデバッグのためのより多くの設定が必要な場合、デバッガの初期化ファイル (GDBの場合は.gdbinit、LLDBの場合は.lldbinit) をプロジェクトディレクトリ直下に作成する。<br> | |||
このファイルは、他のプロジェクトと一緒にVCSで共有することもできる。<br> | |||
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一般的に、GDB / LLDBは起動時に初期化ファイルを一定の順序で読み込む。<br> | |||
まず、デバッガはユーザのホームディレクトリにある初期化ファイルを探して、次に、現在のプロジェクトディレクトリ直下にある初期化ファイルを探す。<br> | |||
<br> | |||
ただし、デフォルトの設定では、セキュリティ上の理由から、プロジェクト固有の初期化ファイルからのコマンドは実行されない。<br> | |||
そのため、ホームディレクトリの初期化ファイルである<u>~/.gdbinit</u>ファイルまたは<u>~/.lldbinit</u>ファイルを、以下に示すように編集する。<br> | |||
vi ~/.gdbinit または vi ~/.lldbinit | |||
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<syntaxhighlight lang="sh"> | |||
# ~/.gdbinitファイル または ~/.lldbinitファイル | |||
set auto-load safe-path / | |||
# または | |||
set auto-load local-gdbinit on | |||
add-auto-load-safe-path / | |||
</syntaxhighlight> | |||
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次に、プロジェクトディレクトリの直下に.gdbinitファイルを作成する。<br> | |||
cd <プロジェクトディレクトリ> | |||
vi .gdbinit または vi .lldbinit | |||
<br> | |||
<syntaxhighlight lang="sh"> | |||
# /<プロジェクトディレクトリ>/.gdbinitファイル または /<プロジェクトディレクトリ>/.lldbinitファイル | |||
set sysroot <PinePhoneのシステムルートディレクトリ> | |||
</syntaxhighlight> | |||
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