「インストール - KiCAD」の版間の差分

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  make -j $(nproc)
  make -j $(nproc)
  make install
  make install
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===== wxWidget =====
wxWidgetsは、1992年にエジンバラ大学のJulian Smartにより開発が始まった。<br>
当初は、UnixとWindows間でポータブルなアプリケーションを作成するためのプロジェクトとして始まったが、現在では、MacOS、GTK+、その他多くのツールキットやプラットフォームをサポートしている。<br>
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wxWidgetsは他のクロスプラットフォームGUIツールキットと比較して、ネイティブプラットフォームのコントロールとユーティリティを利用しながら、<br>
複数のプラットフォーム上でGUIアプリケーションを開発するための単一の使用しやすいAPIを提供している。<br>
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また、wxWidgetsはGUI機能に加えて、ネットワークプログラミング、ストリーム、クリップボード、ドラッグ&ドロップ、マルチスレッド、Webページの表示と印刷等の多くの機能を提供している。<br>
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wxWidgetsはC++で記述されているが、Python、Perl、C#等の様々な言語で使用することができる。<br>
例えば、C++でwxWidgetsを使用する場合、各プラットフォームで異なるバージョンのライブラリにコードをリンクし、ネイティブツールキットと同等のスループットを得ることができる。<br>
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もし、パッケージ管理システムにあるwxWidgetのバージョンが古い場合、ソースコードからインストールする。<br>
まず、wxWidgetのビルドに必要なライブラリをインストールする。<br>
# SUSE
sudo zypper install pkg-config make gcc gcc-c++ gtk3-devel libcurl-devel libexpat-devel readline-devel zlib-devel libbz2-devel xz-devel \
                    pcre2-devel libsecret-devel libedit-devel libSDL-devel libmspack-devel gspell-devel libSM-devel valgrind-devel \
                    libjbig-devel libtiff-devel libXxf86vm-devel libxkbcommon-devel libxkbcommon-x11-devel webkit2gtk4-devel \
                    wayland-devel Mesa-devel Mesa-libGL-devel Mesa-libEGL-devel glu-devel gstreamer-devel
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[https://wxwidgets.org/downloads/ wxWidgetの公式Webサイト]にアクセスして、ソースコードをダウンロードする。<br>
ダウンロードしたファイルを解凍する。<br>
tar xf wxWidgets-<バージョン>.tar.bz2
cd wxWidgets-<バージョン>
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wxWidgetをビルドおよびインストールする。<br>
mkdir wxbuild && cd wxbuild
../configure --prefix=<wxWidgetのインストールディレクトリ> --with-gtk
make -j $(nproc)
make install
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