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== Vagantのインストール == | == Vagantのインストール == | ||
==== バイナリファイルからインストール ==== | |||
# まず、[https://www.vagrantup.com/downloads.html Vagrantの公式Webサイト]にアクセスして、各プラットフォーム向けのVagrantをダウンロードする。<br> | # まず、[https://www.vagrantup.com/downloads.html Vagrantの公式Webサイト]にアクセスして、各プラットフォーム向けのVagrantをダウンロードする。<br> | ||
#: <br> | #: <br> | ||
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#*: <br> | #*: <br> | ||
# PCを再起動する。 | # PCを再起動する。 | ||
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==== ソースコードからインストール ==== | |||
<u>ソースコードからVagrantをインストールする場合、公式インストーラが使用できない場合にのみ推奨する。</u><br> | |||
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ソースコードからVagrantをインストールするための前提条件と3つのステップについて以下に示す。<br> | |||
# Rubyをインストールする。 | |||
# Vagrantをクローンする。 | |||
# ローカルで設定する。 | |||
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まず、Rubyをインストールする。<br> | |||
Vagrantをビルドするには、特定のバージョンのRubyをインストールする必要がある。<br> | |||
必要なRubyのバージョンは、Githubのリポジトリにあるvagrant.gemspecに記載されている。<br> | |||
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また、Vagrantをソースコードからインストールする場合は、プラグインの互換性にも注意する必要がある。<br> | |||
Vagrantのプラグインは現在の環境に基づいて設定されるため、ソースコードからVagrantでインストールしたプラグインは、パッケージベースのVagrantインストールでは動作しないことに注意する。<br> | |||
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次に、Vagrantのソースコードをクローンする。<br> | |||
git clone https://github.com/hashicorp/vagrant.git | |||
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次に、クローンしたVagrantパスを~/.profileファイル等に環境変数PATHを設定する。<br> | |||
vi ~/.profile | |||
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<syntaxhighlight lang="sh"> | |||
# ~/.profileファイル | |||
export PATH="<Vagrantのパス>:$PATH" | |||
</syntaxhighlight> | |||
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必要なライブラリおよびプラグインをインストールする。<br> | |||
cd <Vagrantのパス> | |||
bundle install | |||
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<code>bundle</code>コマンドを実行して、Vagrantを起動する。<br> | |||
bundle exec vagrant | |||
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