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<code>make olderconfig</code>コマンドは、可能な限り既存のカーネルコンフィグの設定を使用して、ビルドディレクトリ内に必要なファイルを生成する。<br> | <code>make olderconfig</code>コマンドは、可能な限り既存のカーネルコンフィグの設定を使用して、ビルドディレクトリ内に必要なファイルを生成する。<br> | ||
make -j $(nproc) olddefconfig O=./build | make -j $(nproc) olddefconfig O=./build | ||
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以下に示すような警告が出力される場合がある。<br> | |||
これは、MCTPの開発者が/net/mctp/Kconfigをtristate型からbool型に変更したからである。<br> | |||
Linuxカーネル 5.15以降、configファイルがCONFIG_MCTP=mに設定されたままになっている。<br> | |||
.config:9850:warning: symbol value 'm' invalid for CRYPTO_BLAKE2S_X86 | |||
.config:9941:warning: symbol value 'm' invalid for CRYPTO_ARCH_HAVE_LIB_BLAKE2S | |||
.config:9942:warning: symbol value 'm' invalid for CRYPTO_LIB_BLAKE2S_GENERIC | |||
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ビルドディレクトリに移動する。<br> | ビルドディレクトリに移動する。<br> | ||
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再起動後、Grubブートローダにおいて、インストールしたLinuxカーネルを選択する。<br> | 再起動後、Grubブートローダにおいて、インストールしたLinuxカーネルを選択する。<br> | ||
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==== セキュアブートが有効の場合 ==== | ==== セキュアブートが有効の場合 ==== | ||
===== 署名の登録 ===== | ===== 署名の登録 ===== |