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| 113行目: | 113行目: | ||
**: <u>"起動が完了する"</u>とは、次の他ユニットが実行可能であることを意味する。 | **: <u>"起動が完了する"</u>とは、次の他ユニットが実行可能であることを意味する。 | ||
*** simple | *** simple | ||
***: | ***: デフォルト。コマンドを実行した時点で起動完了と判定する。 | ||
***: 指定コマンドがフォアグラウンドで実行を継続する場合に使用する。 | |||
*** forking | *** forking | ||
***: | ***: 子プロセスをバックグラウンドで起動して、親プロセスが終了した時点(最初のコマンドが終了した時点)で起動完了と判定する。 | ||
***: 最初のコマンドが終了する場合に使用する。 | |||
*** oneshot | *** oneshot | ||
***: simpleと似ているが、次のユニットを実行する前に自身のプロセスを終了する。 | ***: simpleと似ているが、次のユニットを実行する前に自身のプロセスを終了する。(コマンドが終了したら起動完了と判定して、サービスも終了したものと認識する) | ||
***: <code>RemainAfterExit=yes</code>を指定する場合は、コマンド終了後もサービスは起動したままと認識する。 | |||
***: 1度だけコマンドを実行するタイプの場合に使用する。 | |||
*** dbus | *** dbus | ||
***: D- | ***: D-Bus(プロセス間通信用メッセージバス)を使用するプロセスであり、<code>BusName</code>で指定した接続名がD-Busに登録される時点で起動完了と判定する。 | ||
*** notify | *** notify | ||
***: | ***: simpleと似ているが、systemdのライブラリ関数である<code>sd_notify</code>関数を使用して、起動完了のメッセージを受信した時に起動が完了する。 | ||
***: コマンドのプログラムにおいて、<code>sd_notify</code>関数を使用して起動完了を通知するように設計されている必要がある。 | |||
*** idle | *** idle | ||
***: simpleと似ているが、他のジョブが終了するまで待機する。(シェルへの出力が混ざらないようにするため) | ***: simpleと似ているが、他のジョブが終了するまで待機する。(シェルへの出力が混ざらないようにするため) | ||
| 131行目: | 136行目: | ||
**: リロード時に実行するコマンドを記述する。 | **: リロード時に実行するコマンドを記述する。 | ||
** Restart | ** Restart | ||
**: | **: プロセスが異常終了した時、プロセスを再起動する条件を記述する。 | ||
**: 未指定の場合、<u>10秒の間に5回以上再起動すると、次の10秒間は再起動を試みない。</u> | |||
**: <br> | |||
**: <code>StartLimitInterval</code>の間に<code>StartLimitBurst</code>回以上再起動すると、次の<code>StartLimitInterval</code>の間は再起動を試みない。 | |||
**: <br> | |||
**: 各条件は以下の4つがある。 | **: 各条件は以下の4つがある。 | ||
*** always | *** always | ||