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== 仮想マシンのバックアップおよび復元 == | == 仮想マシンのバックアップおよび復元 == | ||
==== 仮想マシンのバックアップ ==== | |||
仮想マシンを停止する。 | 仮想マシンを停止する。 | ||
sudo virsh shutdown | sudo virsh shutdown <仮想マシン名> | ||
<br> | <br> | ||
設定ファイルをバックアップする。<br> | 設定ファイルをバックアップする。<br> | ||
sudo virsh dumpxml | sudo virsh dumpxml <仮想マシン名> > /<バックアップ先のディレクトリ>/<仮想マシン名>.xml | ||
<br> | <br> | ||
仮想マシンのイメージをバックアップする。<br> | 仮想マシンのイメージをバックアップする。<br> | ||
sudo cp -p < | sudo cp -p /<仮想マシンのファイルが存在するディレクトリ>/<仮想マシン名>.qcow2 <バックアップ先のディレクトリ> | ||
<br> | <br> | ||
また、各仮想マシンの定義ファイルは、/etc/libvirt/qemuディレクトリに存在する。<br> | また、各仮想マシンの定義ファイルは、/etc/libvirt/qemuディレクトリに存在する。<br> | ||
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<u>なぜなら、<code>virsh edit</code>コマンドを使用することで、定義ファイルに誤りがあった場合にエラーを出力してくれるので安全である。</u><br> | <u>なぜなら、<code>virsh edit</code>コマンドを使用することで、定義ファイルに誤りがあった場合にエラーを出力してくれるので安全である。</u><br> | ||
<br> | <br> | ||
==== 仮想マシンの復元 ==== | |||
バックアップした仮想マシンのイメージを復元する。<br> | バックアップした仮想マシンのイメージを復元する。<br> | ||
sudo cp -p <仮想マシンのイメージをバックアップしたディレクトリ>/ | sudo cp -p /<仮想マシンのイメージをバックアップしたディレクトリ>/<仮想マシン名>.qcow2 <仮想マシンのイメージを保存するディレクトリ> | ||
<br> | <br> | ||
バックアップした設定ファイルを復元する。<br> | バックアップした設定ファイルを復元する。<br> | ||
sudo cp -p / | sudo cp -p /<仮想マシンのイメージをバックアップしたディレクトリ>/<仮想マシン名>.xml /etc/libvirt/qemu | ||
<br> | <br> | ||
復元した設定ファイルをKVMに反映する。<br> | 復元した設定ファイルをKVMに反映する。<br> | ||
sudo virsh define /etc/libvirt/qemu/ | sudo virsh define /etc/libvirt/qemu/<仮想マシン名>.xml | ||
<br> | <br> | ||
バックアップに成功すると、以下のようなメッセージが出力される。<br> | バックアップに成功すると、以下のようなメッセージが出力される。<br> | ||
ドメイン | ドメイン <仮想マシン名> が /etc/libvirt/qemu/<仮想マシン名>.xml から定義されました | ||
<br> | <br> | ||
復元されたSUSEを起動する。<br> | 復元されたSUSEを起動する。<br> | ||
sudo virsh start | sudo virsh start <仮想マシン名> | ||
<br><br> | <br><br> | ||