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libvirtをビルドおよびインストールする。<br> | libvirtをビルドおよびインストールする。<br> | ||
<u>libVirtは、強制的に/usrディレクトリにインストールされることに注意する。</u> | |||
# libvirt 6.7.0以降 | # libvirt 6.7.0以降 | ||
meson build --prefix=<libvirtのインストールディレクトリ> | meson build -Dsystem=true --prefix=<libvirtのインストールディレクトリ> | ||
ninja -C build | ninja -C build | ||
ninja -C build install | sudo ninja -C build install # このコマンドは、設定とログファイル構造を生成するために1度だけ必要となる | ||
# libvirt 6.7.0未満 | # libvirt 6.7.0未満 | ||
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make -j $(nproc) | make -j $(nproc) | ||
make install | make install | ||
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libvirtのバイナリファイルは/usrディレクトリにインストールされるが、libvirtのインストールディレクトリ内にrunファイルというヘルパースクリプトがインストールされる。<br> | |||
runファイルを実行して、libvirtのバイナリファイルを実行することができる。runファイルは、libvirtユーティリティを実行するための環境変数を設定することができる。<br> | |||
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libvirtのインストールディレクトリにあるrunスクリプトファイルを実行して、libvirtデーモン(libvirtd)を起動する。<br> | libvirtのインストールディレクトリにあるrunスクリプトファイルを実行して、libvirtデーモン(libvirtd)を起動する。<br> | ||
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libvirtdデーモンを起動した後、virshコマンドを使用して仮想マシンを操作することができる。<br> | libvirtdデーモンを起動した後、virshコマンドを使用して仮想マシンを操作することができる。<br> | ||
以下の例では、<code>virsh destroy</code>コマンドを使用して仮想マシンを破壊した後、<code>virsh list --all</code>コマンドを使用して仮想マシンが破壊されたことを確認している。<br> | |||
sudo ./run tools/virsh destroy apic_test | sudo ./run tools/virsh destroy apic_test | ||