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source ~/.config/fish/config.fish | source ~/.config/fish/config.fish | ||
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== FisherManのインストール == | |||
==== FisherManのインストール ==== | |||
FisherManは、Fishのパッケージ管理ツールである。<br> | |||
Fishプラグインのインストール、アップデート、削除において、Fishのタブ補完機能と豊富な構文の強調表示を利用してインタラクティブに行うことができる。<br> | |||
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関数、補完、バインディング、スニペットをコマンドラインから管理できる。<br> | |||
シェルの機能を拡張して、プロンプトの外観を変更および異なるシステム間で再現可能な設定を簡単に作成できる。<br> | |||
また、FisherManは、Oh My Fishもサポートしている。<br> | |||
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FisherManをインストールするには、以下のコマンドを実行する。<br> | |||
curl -sL https://git.io/fisher | source && fisher install jorgebucaran/fisher | |||
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==== Fishプラグインのインストール ==== | |||
Fishプラグインをインストールするには、<code>install</code>コマンドの後にGitHub上のリポジトリへのパスを指定する。<br> | |||
fisher install ilancosman/tide | |||
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Fishプラグインの特定のバージョンを取得するには、プラグイン名の後に<code>@</code>マークを付け、タグ、ブランチ、またはコミットを付加する。<br> | |||
fisher install jorgebucaran/nvm.fish@2.1.0 | |||
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ローカルディレクトリからFishプラグインをインストールすることもできる。<br> | |||
fisher install /<Fishプラグインがあるローカルディレクトリ> | |||
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FisherManは、FishプラグインをFishの設定ディレクトリに展開して、既存のファイルを上書きする。<br> | |||
この動作を変更する場合は、<code>$fisher_path</code>を任意の場所に設定して、関数のパスに入れること。<br> | |||
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==== インストールされているFishプラグインの表示 ==== | |||
現在インストールされている全てのFishプラグインを表示するには、<code>list</code>コマンドを使用する。<br> | |||
<code>list</code>コマンドには、出力をフィルタリングするための正規表現を指定することもできる。<br> | |||
fisher list | |||
fisher list \^/ | |||
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==== Fishプラグインの更新 ==== | |||
個別にFishプラグインを最新に更新するには、以下のコマンドを実行する。<br> | |||
fisher update jorgebucaran/fisher | |||
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全てのFishプラグインを最新に更新するには、以下のコマンドを実行する。<br> | |||
fisher update | |||
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==== Fishプラグインのアンインストール ==== | |||
個別にFishプラグインをアンインストールするには、以下のコマンドを実行する。<br> | |||
fisher remove jorgebucaran/nvm.fish | |||
fisher remove jorgebucaran/nvm.fish@2.1.0 | |||
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全てのFishプラグインをアンインストールするには、以下のコマンドを実行する。<br> | |||
fisher list | fisher remove | |||
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== Pecoのインストール == | |||
PecoのGitHubから、ソースコードをダウンロードする。<br> | |||
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この時、GOのインストールディレクトリ内にクローンする。(例. /<GOのインストールディレクトリ>/src/github.com/peco/peco)<br> | |||
これは、メインのバイナリが内部パッケージを参照しているため、ソースコードが正しいパッケージの場所に置かれている必要があるからである。<br> | |||
git clone https://github.com/peco/peco.git peco | |||
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ダウンロードしたディレクトリに移動して、Pecoをビルドする。<br> | |||
make build | |||
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次に、以下のコマンドを実行して、releases/<バージョン>/pecoを生成する。<br> | |||
go build | |||
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生成された実行ファイルを、例えば、/<Fishのインストールディレクトリ>/binディレクトリ等にコピーする。<br> | |||
上記は、Pecoの依存関係の正しいバージョンをインストールしている。<br> | |||
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続いて、Pecoをビルドする。<br> | |||
これにより、クローンされたPecoリポジトリのルートにPecoの実行ファイルがコンパイルされる。<br> | |||
go build cmd/peco/peco.go | |||
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cmd/peco/ディレクトリにあるpeco.goファイルを、任意の場所にコピーする。<br> | |||
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== Oh My Fishのインストール == | == Oh My Fishのインストール == | ||