「設定 - KDE」の版間の差分

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2,567 バイト追加 、 2021年8月17日 (火)
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[KDEシステム設定]から[System Information]を選択して、画像や文字が変更されているか確認する。<br>
[KDEシステム設定]から[System Information]を選択して、画像や文字が変更されているか確認する。<br>
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==== マルチモニタ ====
プライマリディスプレイの解像度が4K、セカンダリディスプレイ名の解像度がFHDの場合の設定を記載する。<br>
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まず、<code>xrandr</code>コマンドを実行して、ディスプレイ名を確認する。<br>
xrandr
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次に、/etc/X11/xinit/xinitrc.d/50-xrandr.shファイルを作成して、以下のような設定を記述する。<br>
sudo vi /etc/X11/xinit/xinitrc.d/50-xrandr.sh
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xrandr --output <プライマリディスプレイ名> --auto --output <セカンダリディスプレイ名> --auto --scale 1.75x1.75 --left-of <プライマリディスプレイ名>
# 例
xrandr --output HDMI-A-0 --auto --output DVI-D-0 --auto --scale 1.75x1.75 --left-of HDMI-A-0
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[KDEシステム設定]を起動して、[起動と終了] - [バックグラウンドサービス]から、[KScreen 2]チェックボックスを無効にする。<br>
Kscreen 2とは、ディスプレイの動的な着脱を管理しており、無効にすることで以下の2つの問題が解決する。<br>
* ログイン時にKScreen 2がデスクトップの設定を自動変更して、FHDディスプレイのスケーリングと衝突してしまう。
* KScreen 2は、電源の切れたディスプレイから電源の入っているディスプレイに自動的に移動するため、ウインドウが異なる位置に復元されることがある。<br>ホットプラグ対応ディスプレイを搭載したラップトップPCを使用している場合は、必要に応じてKScreen 2を有効にするとよい。
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もし、なんらかの理由でコンポジット機能が停止している場合、コンポジット機能を有効化 / 再有効化する必要がある。<br>
そのため、以下のように、コンポジタが実行されているかどうかを確認するスプリプトを作成する。<br>
vi ~/InstallSoftware/CheckCompositor/CheckCompositor.sh
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<syntaxhighlight lang="sh">
# ~/InstallSoftware/CheckCompositor/CheckCompositor.shファイル
#!/usr/bin/env sh
#set -x
compositor_enabled=$(qdbus-qt5 org.kde.KWin /Compositor org.kde.kwin.Compositing.active)
if [ "$compositor_enabled" != "true" ]; then
    notify-send -a "Check Compositor" -t 0 -i dialog-error.png 'Hardware -> Display and Monitor -> Compositor is disabled!'
fi
</syntaxhighlight>
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[KDEシステム設定]を起動して、[起動と終了] - [自動起動]を選択して、上記で作成したCheckCompositor.shを選択する。<br>
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