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print('タイムスタンプは'.$timestamp.'です。<br>'); | print('タイムスタンプは'.$timestamp.'です。<br>'); | ||
?> | ?> | ||
</syntaxhighlight> | |||
<br><br> | |||
== 指定の形式にフォーマットされた日時を取得(strftime) == | |||
現在の日時や指定したタイムスタンプの値を指定した形式で取得するには、strftime関数を使用する。<br> | |||
<br> | |||
string strftime(string $format [, int $timestamp ]) | |||
指定したtimestampや現在のローカル日時を使用して、指定したフォーマット文字列に基づき文字列を返す。 | |||
月や曜日の名前、その他の言語依存の文字列は、setlocale関数で設定された現在のロケールを優先して表示される。 | |||
引数: | |||
$format フォーマット形式(詳細は後述) | |||
$timestamp 対象となるタイムスタンプ | |||
戻り値: | |||
フォーマットされた日時 | |||
<br> | |||
第1引数に指定するフォーマット形式を使用して、現在の日時を文字列として取得する。<br> | |||
第2引数を指定する場合は、引数に指定したタイムスタンプの値を対象とする。<br> | |||
<br> | |||
フォーマット形式は、文字列の中に変換指定子と呼ばれるものを組み合わせて指定する。<br> | |||
<br> | |||
以下に、変換指定子を示す。<br> | |||
数多くの変換指定子があるが、必要な変換指定子を組み合わせて、文字列と合わせて使用する。<br> | |||
%a - 現在のロケールに基づく短縮された曜日の名前 | |||
%A - 現在のロケールに基づく完全な曜日の名前 | |||
%b - 現在のロケールに基づく短縮された月の名前 | |||
%B - 現在のロケールに基づく完全な月の名前 | |||
%c - 現在のロケールに基づく適当な日付と時間の表現 | |||
%C - 世紀(西暦を100で割り、整数に丸めたもの。00から99) | |||
%d - 日付を10進数で表現(01から31) | |||
%D - %m/%d/%y と同じ | |||
%e - 月単位の日付を10進数で表したもの。日付が1桁の場合は、前に空白を1つ付加する。(' 1'から'31') | |||
%g - 世紀以外は、%Gと同じ。 | |||
%G - ISO週番号(%Vを参照)に対応する4桁の年。これは、ISO週番号が前年または次年に属するかにより使用される年が異なる事を除き、 | |||
%Yと同じフォーマットと値である。 | |||
%h - %bと同じ。 | |||
%H - 時間を24時間表示の10進数で表現(00から23まで) | |||
%I - 時間を12時間表示の10進数で表現(01から12まで) | |||
%j - 年間での日付を10進数で表現(001から366) | |||
%m - 月を10進数で表現(01から12) | |||
%M - 分を10進数で表現(00から59) | |||
%n - 改行文字 | |||
%p - 指定した時間により、'am'または'pm'または現在のロケールのそれに対応する文字列 | |||
%r - a.m.およびp.m.表記で表した時間 | |||
%R - 24時間表記で表した時間 | |||
%S - 秒を10進数で表現 | |||
%t - タブ文字 | |||
%T - 現在の時間(%H:%M:%Sに等しい) | |||
%u - 10進数表記の曜日(1から7の範囲で表し、1が月曜日) | |||
%U - 年間で何番目の週であるかを10進数で表現(年間で最初の日曜を最初の週の最初の日として数える) | |||
%V - ISO 8601:1988で規定された現在の年の週番号の10進数表現で、01から53までの範囲となる | |||
1は最初の週で、その週は現在の年に最低4日はある | |||
週は月曜日から始まる(指定したタイムスタンプの週番号に対応する年を表すには、%Gあるいは%gを指定する) | |||
%W - 現在の年で何番目の週であるかを10進数で表現 | |||
年間で最初の月曜を最初の週の最初の日として数える | |||
%w - 曜日を10進数で表現(日曜は0である) | |||
%x - 時間を除いた日付を現在のロケールに基づき表現 | |||
%X - 日付を除いた時間を現在のロケールに基づき表現 | |||
%y - 世紀の部分を除いた年を10進数として表現(00から99までの範囲) | |||
%Y - 世紀を含む年を10進数で表現 | |||
%zおよび%Z - タイムゾーンまたはその名前または短縮形 | |||
%% - 文字リテラル'%' | |||
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例えば、以下のように記述する。<br> | |||
<syntaxhighlight lang="php"> | |||
$str = strftime("%Y / %m / %d %H:%M:%S"); | |||
</syntaxhighlight> | </syntaxhighlight> | ||
<br><br> | <br><br> | ||