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まず、/etc/modprobe.d/gpu-passthrough.confファイルを作成して、以下のように編集する。<br> | まず、/etc/modprobe.d/gpu-passthrough.confファイルを作成して、以下のように編集する。<br> | ||
ここで、<VMで使用するGPUのベンダー>と<VMで使用するGPUのモデルID>は、上記セクションで実行したlsIOMMU.shの出力結果に記載されている。<br> | ここで、<VMで使用するGPUのベンダー>と<VMで使用するGPUのモデルID>は、上記セクションで実行したlsIOMMU.shの出力結果に記載されている。<br> | ||
# /etc/modprobe.d/gpu-passthrough.confファイル | |||
options vfio-pci ids=<VMで使用するGPUのベンダー>,<VMで使用するGPUのモデルID> | options vfio-pci ids=<VMで使用するGPUのベンダー>,<VMで使用するGPUのモデルID> | ||
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また、<code>options vfio-pcidisable_vga=1</code>は、ホストPCが4.1以降のカーネルかつゲストOSがUEFIの場合のみ有効である。<br> | また、<code>options vfio-pcidisable_vga=1</code>は、ホストPCが4.1以降のカーネルかつゲストOSがUEFIの場合のみ有効である。<br> | ||
VGAアービトレーションがホストデバイスに干渉するのを防ぐのに役立つ。<br> | VGAアービトレーションがホストデバイスに干渉するのを防ぐのに役立つ。<br> | ||
# /etc/modprobe.d/gpu-passthrough.confファイル | |||
options vfio-pci ids=10de:1d01,10de:0fb8 | options vfio-pci ids=10de:1d01,10de:0fb8 | ||
options vfio-pcidisable_vga=1 | options vfio-pcidisable_vga=1 | ||
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また、Windows10 1803以降をインストールする場合は、以下の設定も追記する。<br> | また、Windows10 1803以降をインストールする場合は、以下の設定も追記する。<br> | ||
# /etc/modprobe.d/gpu-passthrough.confファイル | |||
options kvm ignore_msrs=1 | options kvm ignore_msrs=1 | ||
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次に、/etc/default/grubファイルのGRUB_CMDLINE_LINUX_DEFAULTセクションに以下を追記する。<br> | 次に、/etc/default/grubファイルのGRUB_CMDLINE_LINUX_DEFAULTセクションに以下を追記する。<br> | ||
vfio-pciをパススルーするGPUにバインドするには、<code>rd.driver.pre=vfio-pci</code>をGRUB_CMDLINE_LINUX_DEFAULTに追記する必要がある。<br> | |||
# /etc/default/grubファイル | |||
rd.driver.pre=vfio-pci | rd.driver.pre=vfio-pci | ||
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