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(ページの作成:「== 概要 == <br><br> == FPGAの方式 == FPGAは、SRAMメモリセル方式が主流であるが、それ以外にも様々な方式のFPGAが存在する。<br> <br>…」) |
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== 概要 == | == 概要 == | ||
FPGAとは、デバイス内部の電子制御機能の大部分を変更できる半導体ICのことである。<br> | |||
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FPGAは、電源を投入することにより、その変更した機能で動作させることができる。<br> | |||
したがって、設計者は、新しい構成ファイルをデバイスにダウンロードして変更内容を試すだけで、容易に設計変更を行うことができる。<br> | |||
変更は、設計段階、プリント基板のアセンブリプロセス中、機器が顧客へ出荷された後の現場等で行うことができる。<br> | |||
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多くの場合、FPGAの回路構成を変更する際は、プリント基板側に変更を加える必要がないため、コストを節約できる。<br> | |||
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ASSP(特定用途向け大規模集積回路)やASIC(完全カスタム大規模集積回路)は、ハードウェア機能が固定されているため、<br> | |||
変更を行うには、ASSPやASICそのものの置き換えに加えて、プリント基板の再設計等、多大なコストと時間が必要になる。<br> | |||
また、ASICが回路設計から量産まで最低でも数カ月を要するのに対し、FPGAとASSPは汎用品として販売されているので、すぐに製品に組み込むことができる。<br> | |||
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