「トランジスタ - トランジスタの特性」の版間の差分

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== トランジスタの入力特性(IB-VBE特性) ==
== トランジスタの入力特性(IB-VBE特性) ==
トランジスタの入力特性(IB-VBE特性)とは、コレクタ-エミッタ間電圧VCEを一定とした時における、ベース電流IBとベースエミッタ間電圧VBEの特性のことである。<br>
トランジスタの入力特性(I<sub>B</sub>-V<sub>BE</sub>特性)とは、コレクタ-エミッタ間電圧V<sub>CE</sub>を一定とした時における、ベース電流I<sub>B</sub>とベースエミッタ間電圧V<sub>BE</sub>の特性のことである。<br>
[[ファイル:ErectricParts Characteristic 3.jpg|フレームなし|中央]]
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ベースとエミッタ間はPN接合となるため、ダイオードの順方向電圧特性(IF-VF特性)と同じになる。<br>
ベースとエミッタ間はPN接合となるため、ダイオードの順方向電圧特性(I<sub>F</sub>-V<sub>F</sub>特性)と同じになる。<br>
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シリコンを素材としたシリコントランジスタの場合、ベース-エミッタ間電圧VBEが0.6~0.8[V]以上になると、ベース電流IBが大きく変化する。<br>
シリコンを素材としたシリコントランジスタの場合、ベース-エミッタ間電圧V<sub>BE</sub>が0.6~0.8[V]以上になると、ベース電流I<sub>B</sub>が大きく変化する。<br>
ゲルマニウムを素材としたゲルマニウムトランジスタの場合、ベース-エミッタ間電圧VBEが0.2~0.3[V]以上になると、ベース電流IBが大きく変化する。<br>
ゲルマニウムを素材としたゲルマニウムトランジスタの場合、ベース-エミッタ間電圧V<sub>BE</sub>が0.2~0.3[V]以上になると、ベース電流I<sub>B</sub>が大きく変化する。<br>
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