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ソフトウェアの高速な配布・実行、容易なイメージのカスタマイズ、導入運用の手軽さ、豊富なプレビルドイメージの提供などの理由により、当初はソフトウェアの開発やテスト段階における利用が多かったが、<br> | ソフトウェアの高速な配布・実行、容易なイメージのカスタマイズ、導入運用の手軽さ、豊富なプレビルドイメージの提供などの理由により、当初はソフトウェアの開発やテスト段階における利用が多かったが、<br> | ||
現在ではパブリッククラウドからオンプレミスシステムまで、さまざまなシーンで急速に普及しつつある。<br> | 現在ではパブリッククラウドからオンプレミスシステムまで、さまざまなシーンで急速に普及しつつある。<br> | ||
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コンテナは、Linuxの通常のプロセスとほぼ同じものであるが、利用できる名前空間やリソースが他のプロセスやコンテナからは隔離され、それぞれ固有の設定を持てるようになっている。<br> | |||
そのため、コンテナ内のアプリケーションから見ると、独立したコンピュータ上で動作しているように振る舞う。<br> | |||
コンテナを管理するコストは、プロセスを管理するコストとほぼ変わらず、仮想マシンを管理するコストと比較すると非常に軽い。<br> | |||
* 名前空間の隔離機能 | |||
*: ファイルシステムやコンピュータ名、ユーザー名(ユーザーID)、グループ名(グループID)、プロセスID、ネットワーク機能などを、コンテナごとに独自に設定できるようにする機能。 | |||
* リソースの隔離機能 | |||
*: CPUやメモリ、ディスク入出力など、コンテナ内で利用するリソースを他のコンテナから隔離したり、設定に基づいて振り分けたりする機能。 | |||
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様々なDockerイメージは下記のWebサイトよりダウンロードできる。<br> | 様々なDockerイメージは下記のWebサイトよりダウンロードできる。<br> |