「Visual Basic 6の基礎 - 変数」の版間の差分

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(ページの作成:「== 概要 == <br><br> == Option Explicit == <code>Option Explicit</code>を使用する場合、全ての変数を明示的に宣言する必要がある。<br> これにより、タイプミスによるバグを防ぐことができる。<br> <br><br> == 基本的なデータ型 == 各変数は、<code>Dim</code>キーワードを使用して宣言する。<br> 変数名の後に<code>As</code> <データ型>を指定して、変数の型を定義する。<br> <…」)
 
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== 概要 ==
== 概要 ==
 
変数は、プログラム内でデータを一時的に格納するためのメモリ領域である。<br>
変数名を使用してデータにアクセスして、プログラムの実行中に値を変更することができる。<br>
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また、<code>Option Explicit</code>キーワードを使用するこにより、全ての変数を明示的に宣言する必要があり、タイプミスによるバグを防ぐことができる。<br>
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Visual Basic 6は様々なデータ型を提供している。<br>
* 数値型 (Integer、Long、Single、Double)
*: 計算処理に使用される。
* 文字列型 (String)
*: テキストデータの処理に使用される。
* 論理型 (Boolean)
*: 真偽値の判定に使用される。
* 日付型 (Date)
*: 日付と時刻の処理に特化している。
* Variant型
*: あらゆるデータ型を格納できる柔軟な型である。
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変数のスコープは、その変数がアクセス可能な範囲を定義する。<br>
モジュールレベル変数はそのモジュール全体で、プロシージャレベル変数はそのプロシージャ内でのみ有効である。<br>
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<code>Private</code>キーワードは同じモジュール内でのみアクセス可能、<code>Public</code>キーワードはプロジェクト全体からアクセス可能な変数を定義する。<br>
<code>Static</code>変数はプロシージャが終了しても値を保持する特殊な変数である。<br>
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固定長配列は宣言時にサイズを指定、動的配列は実行時にサイズを変更できる。<br>
<code>ReDim</code>ステートメントで配列のサイズを変更でき、<code>Preserve</code>キーワードを使用すると既存のデータを保持したままサイズを変更することができる。<br>
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また、Collection、Dictionary等のオブジェクトを使用することにより、柔軟なデータ管理が可能である。<br>
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