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(ページの作成:「== 概要 == ライトスルー方式およびライトバック方式は、キャッシュメモリの書き込み方式である。<br> <br> 実際のシステムでは、これらの方式の特徴を考慮して使い分けが行われている。<br> 例えば、高い信頼性が求められるシステムではライトスルー方式、性能が重視されるシステムではライトバック方式が選択されることが多い。<br> <br> また、マ…」) |
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したがって、キャッシュメモリへの書き込みと同時にメインメモリも更新されるため、常にキャッシュとメインメモリの内容が一致している状態が保たれる。<br> | したがって、キャッシュメモリへの書き込みと同時にメインメモリも更新されるため、常にキャッシュとメインメモリの内容が一致している状態が保たれる。<br> | ||
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そのため、読み出し時はキャッシュメモリにより高速に動作するが、書き込み時の性能は遅くなる。<br> | |||
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ライトスルー方式には以下に示すような特徴がある。<br> | |||
* データの一貫性が常に保たれるため、システムの信頼性が高く、障害発生時のリカバリが容易である。 | * データの一貫性が常に保たれるため、システムの信頼性が高く、障害発生時のリカバリが容易である。 | ||
* 実装が比較的単純である | * 実装が比較的単純である | ||