「サーバ - REST API」の版間の差分

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== 概要 ==
== 概要 ==
REST APIは、HTTPプロトコルを使用して、クライアントとサーバ間でリソースのやり取りを行うインターフェースである。<br>
主なHTTPメソッド (GET、POST、PUT、DELETE) を使用して、リソースの取得、作成、更新、削除等の操作を実現する。<br>
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サーバの実装において、Linuxディストリビューションに必要なプログラム言語とフレームワークをインストールする。<br>
一般的な選択肢としては、PythonのFlaskやDjango、Node.jsのExpress、RubyのRails、JavaのSpring Boot等がある。<br>
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以下の例では、PythonのFlaskを使用した基本的なREST APIを構築している。<br>
<syntaxhighlight lang="python">
from flask import Flask, request, jsonify
app = Flask(__name__)
# データストアの代わりとなる簡単なディクショナリ
books = {}
@app.route('/api/books', methods=['GET'])
def get_books():
    return jsonify(books)
@app.route('/api/books', methods=['POST'])
def add_book():
    book = request.get_json()
    books[len(books) + 1] = book
    return jsonify({'message': 'Book added successfully'})
if __name__ == '__main__':
    app.run(debug=True)
</syntaxhighlight>
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セキュリティでは、APIキーの実装、HTTPS通信の設定、入力データのバリデーション、SQLインジェクション対策等を行う必要がある。<br>
また、認証・認可の仕組みとして、JWTトークンやOAuth2.0の実装も検討する必要がある。<br>
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パフォーマンスとスケーラビリティでは、キャッシュの実装 (例: Redis)、データベースの最適化 (インデックス設計等)、ロードバランサの設置が重要である。<br>
また、コンテナ化 (Podman等) やオーケストレーション (Kubernetes) の導入も検討する。<br>
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APIのドキュメント化も重要な要素となる。<br>
Swagger / OpenAPIを使用することにより、APIの仕様を明確に定義して、自動的にドキュメントを生成することができる。<br>
これにより、他の開発者がAPIを理解および使用することが容易になる。<br>
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モニタリングとログ収集の設定において、PrometheusやGrafanaを使用してメトリクスを収集・可視化して、<br>
ELKスタック (Elasticsearch、Logstash、Kibana) でログを収集・分析することにより、APIの健全性を監視することができる。<br>
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REST APIサーバを構築・運用する場合は、以下に示す事柄に注意する。<br>
REST APIサーバを構築・運用する場合は、以下に示す事柄に注意する。<br>

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