「C Sharpの基礎 - Blazorデスクトップ」の版間の差分

ナビゲーションに移動 検索に移動
25行目: 25行目:
.NETコミュニティの一部として、多くのリソースやライブラリが利用可能である。<br>
.NETコミュニティの一部として、多くのリソースやライブラリが利用可能である。<br>
また、既存の.NETライブラリとの互換性も高く、既存のコードベースの再利用も容易である。<br>
また、既存の.NETライブラリとの互換性も高く、既存のコードベースの再利用も容易である。<br>
<br><br>
== オールインワンアプローチ ==
Photino.BlazorやElectronでは、デスクトップアプリケーションのフレームワークとして、フロントエンドとバックエンドのコードを1つのパッケージにまとめる<u>"オールインワンアプローチ"</u>を取っている。<br>
<br>
Photino.Blazorの場合<br>
* .NET/Blazorのコードがバックエンド相当の処理を担当
* 軽量なネイティブWebViewをフロントエンドとして使用
* BlazorのWebAssemblyとC#コードが統合された形で動作
* やはり1つのパッケージとしてビルド・配布される
<br>
Electronの場合<br>
* Node.jsをバックエンドとして使用して、Chromiumブラウザをフロントエンドとして使用する。
* メインプロセス (Node.js) とレンダラプロセス (Chromium) が存在する。
* 両者はIPCを通じて通信する。
* 全てのコードは1つのアプリケーションパッケージとして配布する。
<br>
==== オールインワンアプローチのメリット ====
* 開発とデプロイメントが簡単である。
* フロントエンドとバックエンドの連携が取りやすい。
* オフライン動作が容易となる。
<br>
==== オールインワンアプローチのデメリット ====
* アプリケーションサイズが大きくなる。
* リソース消費が比較的多い。(特に、Electronの場合)
* スケーラビリティに制限がある。
<br><br>
<br><br>


案内メニュー