「Web - MQTTブローカー」の版間の差分

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次に、Mosquittoの設定を記述する。<br>
次に、Mosquittoの設定を記述する。<br>
  # ポート設定
  # ポート番号の設定
  # ポート番号を変更することも可能
  # ポート番号を変更することも可能
  listener 1883
  listener 1883
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  # パスワードファイルの指定
  # パスワードファイルの指定
  password_file /etc/mosquitto/passwd
  password_file /etc/mosquitto/passwd
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また、リスナーごとに異なるallow_anonymous設定を行うことができる。<br>
これにより、用途に応じてポートを使い分けることができる。<br>
* 1883ポート
*: 社内ネットワークなどの信頼できる環境からの接続用
* 51883ポート
*: 外部からのアクセス等、セキュリティが必要な接続用
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# 1883ポート : 認証必須
listener 1883
allow_anonymous false
# 51883ポート : 匿名ユーザを許可
listener 51883
allow_anonymous false
password_file /etc/mosquitto/passwd
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==== 認証の必要性 ====
認証を使用する理由として、以下のことが挙げられる。<br>
* 不正アクセスの防止
* デバイスの識別が容易
* アクセス制御が可能
* 通信ログの追跡が容易
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<u>ただし、開発環境やテスト環境では、allow_anonymous trueの設定で認証無しで使用することもある。</u><br>
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<u>※注意</u><br>
<u>認証設定はサブスクライバ (受信) とパブリッシャー (送信) の両方に適用される。</u><br>
<u>両方のクライアントが設定されたユーザ名とパスワードを使用して接続する必要がある。</u><br>
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