「Qtの設定 - CMake」の版間の差分

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変数<code>CMAKE_AUTOUIC</code>は、Qt開発を効率化するための重要な機能の1つである。<br>
変数<code>CMAKE_AUTOUIC</code>は、Qt開発を効率化するための重要な機能の1つである。<br>
Qt Designerで作成された.uiファイルを自動的にコンパイルして、対応するC++ヘッダファイルを生成する。<br>
これにより、UIファイルの変更が自動的にビルドプロセスに反映される。<br>
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多くの場合、この変数を有効にすることで、UIファイルの処理に関する手間を大幅に削減することができる。<br>
多くの場合、この変数を有効にすることで、UIファイルの処理に関する手間を大幅に削減することができる。<br>
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<u>※注意</u><br>
Qtコンソールアプリケーションの場合は、GUIを持たないため、.uiファイルを使用しない。<br>
<u>変数<code>CMAKE_AUTOUIC</code>は、QtWidgetベースのアプリケーションで使用される.uiファイル (XML形式) を処理するためのものである。</u><br>
したがって、この変数の設定は不要である。<br>
<u>QMLは独自の宣言的UIフォーマットを使用して、.qmlファイルで定義される。</u><br>
<u>したがって、QMLを使用したプロジェクトでは、この変数<code>CMAKE_AUTOUIC</code>の設定は不要である。</u><br>
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この機能は、CMake 2.8.11以降で利用可能である。<br>
この機能は、CMake 2.8.11以降で利用可能である。<br>
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また、Qtプロジェクトによっては、特定のUIファイルのみを処理したい場合がある。<br>
また、Qtプロジェクトによっては、特定のUIファイルのみを処理したい場合がある。<br>
その場合は、この変数<code>CMAKE_AUTOUIC</code>を無効にして手動で制御することも可能である。<br>
その場合は、この変数<code>CMAKE_AUTOUIC</code>を無効にして手動で制御することも可能である。<br>
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<u>※注意</u><br>
<u>変数<code>CMAKE_AUTOUIC</code>は、Qt Widgetベースのアプリケーションで使用される.uiファイル (XML形式) を処理するためのものである。</u><br>
<u>QMLは独自の宣言的UIフォーマットを使用して、.qmlファイルで定義される。</u><br>
<u>したがって、QMLを使用したプロジェクトでは、この変数<code>CMAKE_AUTOUIC</code>の設定は不要である。</u><br>
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