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== TOMLファイルとYAMLファイルの比較 == | == TOMLファイルとYAMLファイルの比較 == | ||
TOMLファイルは、YAMLファイルより学習が容易な傾向がある。<br> | |||
一般的に、TOMLファイルの方がYAMLファイルよりパースが高速である。<br> | |||
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* TOMLの特徴 | ==== YAMLの特徴 ==== | ||
* | * 人間が読みやすい。 | ||
* | * 階層構造を表現しやすい。 | ||
* | * 多くの言語やフレームワークでサポートされている。 | ||
* | * 複雑なデータ構造を表現できる。 | ||
* 複数のドキュメントを1つのファイルに含められる。 | |||
* アンカーとエイリアスを使用して、データの再利用が可能。 | |||
* フロースタイルと折りたたみスタイルの2つの記述スタイルがある。 | |||
* JSONのスーパーセットであり、JSONと互換性がある。 | |||
* <u>YAMLファイルは、大規模で複雑な設定に適している。</u> | |||
* YAMLの方が長く存在しており、より広くサポートされている。 | |||
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==== TOMLの特徴 ==== | |||
* シンプルで明確な構文である。 | |||
* 日付や時刻のデータ型をネイティブにサポートされている。 | |||
* 曖昧さが少ない。 | |||
* コメントが記述しやすい。 | |||
* INIファイルに似た構造で、慣れ親しみやすい。 | |||
* 配列の配列や複雑な入れ子構造をサポートしている。 | |||
* キーにドット記法を使用できる<br>これは、セクション内のサブセクションを表現しやすい。 | |||
* 型推論が強く、明示的な型宣言が少なくて済む。 | |||
* <u>TOMLは小〜中規模の設定ファイルに適している。</u> | |||
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