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==== コマンドの実行 ==== | ==== コマンドの実行 ==== | ||
起動中のコンテナにコマンドを実行する。<br> | 起動中のコンテナにコマンドを実行する。<br> | ||
コンテナ内で追加のタスクを実行したり、シェルを起動する場合等に使用する。<br> | |||
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execは複数の異なるコマンドを同時に実行できる。<br> | |||
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メインプロセスとは独立して動作して、execで起動したプロセスが終了してもコンテナは継続して実行される。<br> | |||
これは、デバッグやメンテナンス作業に便利である。<br> | |||
podman exec -it <コンテナ名> <コンテナ内で実行可能なコマンド> | podman exec -it <コンテナ名> <コンテナ内で実行可能なコマンド> | ||
# 例: コンテナ名 suse01, コマンド /bin/bash を実行する | # 例: コンテナ名 suse01, コマンド /bin/bash を実行する | ||
podman exec -it suse01 /bin/bash | podman exec -it suse01 /bin/bash | ||
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==== コンテナにアタッチ ==== | |||
起動中のコンテナにアタッチする。<br> | |||
(実行中のコンテナのメインプロセスに接続する)<br> | |||
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attachは、1つのプロセスにのみ接続できる。<br> | |||
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コンテナの標準入力、標準出力、標準エラー出力にアクセスすることができる。<br> | |||
コンテナのメインプロセスが終了すると、コンテナも停止する。<br> | |||
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一般的に、既に実行中のコンテナの出力を監視、または、対話的に操作する場合等に使用する。<br> | |||
podman attach <コンテナ名> | |||
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